電車の窓射通したる晩夏光 2021-09-07 09:28:21 | 日記 昨日の夕方に、踏切りで電車が過ぎるのを待ってた時に撮った写真です。 俳句ではもう秋なんだけど、太陽の光は今が晩夏の感じ。晩夏光て、こんな感じだなあと思って。 ギラギラの棘が取れてまろやかになった感じ。肌を突き刺す強さも薄れて。ウイスキーの琥珀色にも似た晩夏光。 ウヰスキーの琥珀の揺らぎ晩夏光 酌み交す一升瓶や晩夏光 紙幣に箪笥のにほひの晩夏かな 真っ黒に蚯蚓ひからび晩夏光 坂道の登りを好む晩夏かな 晩夏光あとかたも無き猫の墓 放尿の影の曲線晩夏光 #俳句 « 小いちぢく | トップ | 宇宙と交信する秋のひまわり »