東京ミッドタウン 21-21 DESIGN SIGHT では「ゴミうんち展」開催中。
会期は２０２４年９月２７日～２０２５年２月１６日。
だんだんとアーティストのどの作品というのが曖昧模糊としてくる。
コラボというのか協働というのか。
井原宏蕗のうんち彫刻があちらこちらに散らばる。
ここにも佐藤卓の砂時計。
狩野佑真とLIXILの「下水汚泥タイルプロジェクト」。
吉本天地＋amachi。
「気配ー痕跡」。
衣服のcアップサイクルが話題の現代においても、一般的最も価値が高いのは新品状態だ。
ゴミうんち展のスタッフのジャケットは、「純天然色」という技法で染められているという。
窓から入ってくる光にですら褪色し柑橘類の酸で色が抜ける。
このジャケットは、栗のイガとログウッドで染められ、会期中も常に変色していく。
こういった衣服の状態の変化も、吉本は「循環」とする。
松井利夫。
「サイネンショー」。
眠る食器、割れた食器、もう使われない花瓶、捨てるに捨てられない陶器を、もう一度従来の焼成温度より高い温度で焼き上げ、新しい価値を生み出すプロジェクト。
STUDIO SWINE。
「Can City」。
サンパウロのカタ―ドレスと呼ばれる廃品回収業者たちが、路上で集められたアルミで作るオブジェ。
アルミを溶かすための「移動型鋳物工場」自体を廃品から作ったという。
燃料は地元のカフェから回収してきた廃棄植物油。
「Hair Highway」。
人間の毛髪の有効的な利用方法を探るプロジェクト。
人口増加が続く現代においての人毛の、美容産業の枠組みを越えての、素材としての可能性を探る。
そうして。
Alternative Machine。
「Hyperself」。
人工生命の世界にも「ゴミうんち」はあるのだろうか？？？
