の繰り返しに、この間とうとうカハクの売店で実験用ビーカーを買ってきちまった(^^;
調理用にはいいんだか悪いんだかわかんないけど、洗えば同じであろう(^^;たぶん(^^;丈夫なのがなにより(^^♪今のところ重宝している(^^♪

私は、料理するときには計量スプーンとか計量カップで量る。
んなもん当たり前じゃん!とか若い人には突っ込まれそうだが、実は、私の若い頃には、家庭で惣菜を作るときにこの計量スプーンや計量カップを使うのはけっこうに白い目でみられることが多かった(^^;
神経質にいちいち計量スプーンで量っていたのでは料理の味は半減してしまいます。みたいなの。
京塚昌子さんという割烹着を着せてお母さん役をやらせれば右に出る役者はいない女優さんがいた。京塚母さんが台所に立ち鍋にチョイチョイと調味料を入れ小皿で味見してう~ん!これで決まったわ!という表情仕草が、当時の日本国の理想的主婦像であった。
料理の雑談になれば、相手が若かろうが若くなかろうが、この人料理上手という評判だけど、なんだ計量スプーンが無ければまともに料理できない料理下手だったのね!みたいなのをいつもいつも感じて、嫌だったなぁ(^^;そもそも私が料理上手なんて世間様の勝手な評価だったし(^^;
それが、ある時行きつけのビストロのカウンターで昼飯食べていたら、カチッと音がして、オーナーシェフが見るからに使い込んだ金属性のカップを無造作に置いた。
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そうか!そういうことだったんだ!!!
正式(?)な意味での計量カップや計量スプーンではないかもしれないけど、拠り所とする計量する何かはある!んだ!!!
例えば、てきとーに醤油を鍋に入れているようにみえても、御本人もてきとーなつもりでも、経験的にこの鍋にこのくらいの水量ならこの醤油さし3回りとか。。
たぶん。あくまでたぶんであるが、自宅の日頃使い慣れた鍋と醤油さしが違えば、たぶんその人の味は決まらないであろう。
それから、気持ちがあっさりと楽になった。
そういえば、大人になって知ったが、京塚昌子さんは生涯独身で一晩でウィスキー3本も空ける酒豪だったそうな。。。
だからと言って、100mlの計量カップ以外は少しは色気がある計量グッズがいいは言うまでもない(^^;