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今日のころころこころ

2014・7・24 おばさんの避暑・・・美術館

あぢい・・・
朝から風は無い湿度は高いで、とても嫌な暑さだ。とてもじゃないけど、歩けない。こういう日は仕事の方が楽だよな・・・
そういえば、なんか招待状をいただいていたな・・・
というわけで、美術館に逃亡することにした。
多摩美術大学美術館で開催中の『東北のオカザリ -神宿りの紙飾りー』
以前に本を買って、実物を見て観たいものだなと思っていた。

小田急・多摩センター駅に降りる。
何年ぶりなんてもんではないな。20年くらいぶりだ。
サンリオピューロランドだっけ?に向かって歩き出す。
お!あった。

いや~迫力満点であったな♡障子紙でここまで表現できるとは。
館内は撮影禁止が残念。

堪能して受付に戻ってきたら、館員のおねえさんが紙を切っている。そういえば彼女はさっき会場で目を輝かせてしげしげと眺めていたな。美術館の館員というのは、窮屈そうに退屈そうにこれが給料と割り切って石像のごとく椅子に座ってるイメージしかなかったから、面白い子だなと思っていた。
切り紙って面白いねと声をかけたら、ハイ!とにっこりとした。うまくできたかい?と聞いたら、難しいですと笑う。どうやら多摩美の卒業生でこれからのアーティストのようだ。彼女が出品する展覧会の予定を聞いて、その切り紙おばさんにくれるかい?とたずねたら、え~こんなのでいいんですか?と言いながら、くれた。ありがとう!

初めてだったが、いい美術館だったな。
さてなんか食べて帰ろうと歩き出す。歩き出すが・・・それにしても、そそられない街だなぁ・・・

なんというのだろうか?美しく年を重ねられなかった痛々しい厚化粧の老婆とでもいうのだろうか?
紙一枚あれば無限の表現ができたいにしえの日本人は厚みのある豊かな生活を送っていたのだと、しみじみとかみしめた避暑だったのでした。
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