今日は小田原に用事に出かけた途中で小田急・秦野駅で下車。
秦野市は桜がたいそうに美しいところなれど、今年はタイミングが合わなくて行けなかった。もう散ってはいるだろうけど、今泉名水桜公園へ。
今泉名水桜公園は秦野駅南口から400mほどの場所にある。ちょこっと散歩には最適。
公園のお隣りの太岳院さまから池を見下ろせば、風に煽られて無数の桜の花びらが舞い上がってくる。
公園へ。
まだ咲いている桜もあるけど、ほろほろと絶え間なく花びらが落ちてきて、強い風が吹き抜けるたびに桜吹雪。
ゴージャスな名残の桜。
桜の花びらシャワーをたっぷりと浴びてよみがえった。
腰が痛いんだ。箇所はいつものところ。長野でストレスがかかるとここが必ず痛む。どこが不調とわかれば手当のしようもある。
そういえば、この池は太岳院池と呼ばれていたそうな。
太岳院は1541年(天文10年)に、もともとは薬師堂があったこの地に開山した曹洞宗の寺院。
薬師堂以前、石器時代から連綿と人が住んでいたようだから、やはり良質の水は命。
この池には竜と娘の物語もあるという。
池の主の竜が娘に恋したけど、正体を知られて洪水をおこして娘をさらっていったという。
嵐にさらわれるような恋も悪くはない。
ただし若いイケメンに限るけど。
小田原のお城も散り桜。
今宵の月は上弦の月。