今日は迎え盆。
といっても新仏がいるわけではない。
妹が旅立って19年、父が旅立って5年経つ。
母は施設の方が気に入ってしまって家に戻るつもりは無い。
朝、裏手の窓の外を何気なく見たら、あ…アメリカシロヒトリだ。
なんかここ最近は見てなかった気がする。
なんて感心してる場合じゃない。
造園屋の親方に電話。
信濃町から帰るとこだから寄るわと、トウモロコシを持って来てくれた。信濃町のトウモロコシとトマトは県内で1番美味いと私は思ってる。親方もそう思ってる。
トウモロコシは、さておきアメリカシロヒトリ。
柿の木のてっぺんにまで取り憑いていて、食べたことのない柿だし、この際バッサリと伐採することにした。
毒針は持ってないけど、職人さんたちに何かあったりすると大変だから、親方は明日の早朝に来てまずは殺虫剤を散布するという。
ついでに生垣とかの剪定もお願いした。草原になってる庭の草刈りもなんだけど、この際だから、せめて庭くらいは私も草刈り機に挑戦してみることにした。
今までは、庭その他ひっくるめて年に3回除草を入れればそれでなんとかなっていた。
今年の雑草の茂り方はものすごい。今年のような天候は雑草にとってみたら最高のコンディションなのかもしれない。
今後こんな感じの気候が続くなら、長野へ行くたびに、雑草が小さいうちに草刈り機で叩ければ、今夏のような悲惨なことにはならないと思ったのだった。
だったのだけど…
いやあれは草刈り機はあれはなんて大変だったんだ。
田んぼや畑で草刈り機を使ってる女性を見かけることがある。皆さん軽々と楽々と扱っているように見えていた。
実際にはかなりの経験を積んでおられるのだな。
攣った足をほぐす手もぷるぷると震えてる。
この敗北感はなんなのだろう。
ま。
さて。
迎え火。
草刈りの盆だけど、ご飯も菓子もリンゴも供えてありますので、ごゆるりと。