今日は朝から快晴の長野盆地。
モルゲンロートというのかな。飯縄山の朝焼けが綺麗だった。
でもおっそろしく寒かった。
朝飯の後片付けをしていたら、え?なんでこんなところに干し柿が転がっている??
もしかしてと思ってリビングの干し柿のダンボールを見て見たら、ものの見事に空っぽ。確か二段重ねでたくさん入っていたはずだ。
このダンボールに入っていた干し柿は母自慢の自家製。母は自分で食べたり親しい人たちにおすそ分けして楽しんでいた。
ほんとは捨てたかったんだけど、母が退院してきて干し柿を捨てられてしまったとなるとガッカリするだろうなとそのままにしておいたのだった。
でも隣に転がっていたカボチャはなぜだかそのままだった。
ん・・・
思っていた以上に頭の切れるネズミだ。
食い散らかしていればすぐにばれるけど。一個一個こっそりと運んでいたんだろうか。
でもいったいどこから出入りしてるんだろ?
このリビングで唯一母がいたころのままは、干し柿とカボチャと温風ヒーターだ。温風ヒーターは設置してからたぶん一度も使ってない。母はその温風ヒーターの前に越冬のためにぎっちりと植木鉢を持ち込んでいたのだ。
何気なく温風ヒーターの後ろ側を見て仰天!
干し柿の種とネズミの糞が散乱してる。
配管の穴から出入りできるなと声がした。
屋根の隙間から天井裏に入り込んで壁の隙間から温風ヒーターの配管の穴の隙間から侵入との推理。
反対側の押入れをチェックしてみたら、下の段はやっぱりネズミの糞だらけ。
二人で手分けして、温風ヒーターを撤去して壁にベニアを打ち付け、反対側の押入れの穴にもベニア打ち付け、生きてる配管の隙間という隙間にとりあえず紙を詰め込んだ。
元々物置のゴミ出し予定日だったから、急遽温風ヒーターと押入れの中にあった布団とかも軽トラに積んでもらった。
その分物置のゴミ出しは明日もだ。
それにしても、母のいる頃から悪さしていたのかな?
いや・・・
もしかして、母は人目に触れるところは完璧に磨き上げていたけど、整理整頓はあまり得意ではなかったようで押入れやら納戸やらには色んなものをそれこそ無頓着に無秩序にぎっちりと詰め込んでいたのだった。
もしかして、私が整理することで隙間ができたということだったんか???
夕方、籠淸さんから正月用のかのこ蒲鉾が届いた。昨日からの発送商品。明日はそろそろ煮しめを作り始めよう。
飯縄山山腹に飯綱リゾートのナイターの照明が見えた。
これだけ冷え込めば標高が高くないスキー場でも雪のコンディションは好いだろうな。
ま。