昨日の夕暮れ過ぎに歩道橋の階段を降りていたら、「スカート…階段…石段…」と幼い女の子の声がした。
後ろを歩いていた幼女とお父さんだな。
そして続いて「あの人シンデレラみたい」という声がした。
「え?」と戸惑ったお父さんの返事が聞こえた。
私も階段踏み外しそうになった。
そりゃお父さんも私もびっくりするわ。
確かにロングスカートが風にあおられてヒラヒラはしていたかもはしれないけど、リック背負ってスニーカーはいたおばさんだ。しかもリックの中身は空手着とグッズ一式。
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シンデレラねぇ…
彼女のシンデレラのイメージって、絵本なのかな?それともディズニー映画?
ふと、頭の中でシンデレラ情緒なんて言葉をつくっていた。
幼女の目の高さからは、ロングスカートと歩道橋の階段しか見えてなかったのだろう。
下が絨毯でも大理石でも石畳でも草原でも泥道でもドレスの裾を翻して駆けていく。
健気に、けど確かな明日の夢を追って駆けていくシンデレラ。
でもドレスの裾はどんな時でもエレガントに毅然と。
ん。
悪くない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/52/c0d9822c55e5cda5423d5c951e300b9e.jpg?1694488799)
今日も蒸し暑いけど、少しでもシャキッとまいりましょう。