昨日は晴れ時々曇りだった。
神奈川県立近代美術館鎌倉別館での展覧会を見た後にいつものように徒歩徒歩と二階堂へ。
荏柄天神社さまの境内の梅が咲き始めていた。
鎌倉宮さまの鳥居の前の早咲き桜が咲き始めていた。
永福寺跡から久しぶりに瑞泉寺さまへ。
鶴は千年亀は万年。
蝋梅はそろそろ終わり。梅はほんの少し咲いていた。
鎌倉市の天然記念物に指定されている黄梅はまだまだかな。
臨済宗円覚寺派錦屏山瑞泉寺は嘉暦2年(1327年)に夢窓国師によって開山した。
初代関東管領として鎌倉入りした足利基氏は夢窓国師に深く帰依し、以来鎌倉公方の菩提寺となった。
拝観料をおさめて境内に入ると梅の木という木がコケというかカビというかに覆われていて、独特の幻想的な雰囲気がある。
このコケというかカビというかは、木にとって良いという説もあれば悪いという説もあれば良くも悪くないという説もある。
ここの木々がこうやって枯れてないところを見ると、特に問題はないのかもしれない。
夢窓国師は作庭の才にも長けていたようだ。
昭和45年に発掘・復元された瑞泉寺の岩庭は国の特別名勝に指定されている。
私はこのお庭が鎌倉で一番好きな庭だ。
京都の天龍寺や西芳寺、多治見の永保寺に甲州の恵林寺の庭も夢窓国師の作で、何れも国の特別名勝もしくは名勝に指定されている。
夕方になったら急に寒くなったけど、曇ることもなく夜は月が見えた。
今日は朝起きた時は曇っているだけだったのだけど、いつの間にか雪が降り始めて白くなっていった。
こりゃ天気予報通りの大雪かと思いきや、いつの間にか雨にかわっていた。
雪はあっという間に水になって流れていった。
日陰とか場所によっては残っていて明日の朝の凍結は雨と気温次第。三寒四温なれどなかなかに落差の大きい黄鶯睍睆。