住む区内で強盗殺人事件がおきた。
人口約31万人の横浜市で2番目に人口の多い区。学校と住宅地の区。路上喫煙とかあまり見かけない区。例えれば、オーナー社長ではなくサラリーマン社長が住む街とでもいうのだろうか。
落ち着いた区でまさかこんな凶悪な事件がおきるとは。
今回の事件も、「闇バイト」とかいうのが絡んでいるようだ。
昔からこういう犯罪はある。
あるけど、たいていはいわゆる悪所というところに出入りするのがきっかけだったように思う。
今はネット。
かなりヤバいところにいるけれど投げやりという自覚がないままに引き込まれ、気が付いたら脅されるままにという感じ。
まるでバブル期の売り手市場のようですらあるほどに求人はあるのだから、その気になればまともな働き口もあるはずだけど。
もしかしたら、ネットの中だけが全ての世界で、人間の善い体温を感じる場所がなくなりつつあるのかもしれない。
ネット黎明期の頃は素晴らしいと思った。
世界中のあらゆる、ごく一部の恵まれた環境にいる人たちだけのものだった知識の源泉に、自宅にいながらにしてアクセスできる。
そして、なにより、性善説の上に構築されていた。
もはやスマホ無しでの生活が成り立たなくなりつつあるほどに普及した今は、逆に性悪説を前提としなければならなくなった。
どうしたらいいのだろう?
行き着くところまで行き着くしかないのかな。
The Dark Knight ......