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癌になったら ・・・ 2.青天の霹靂(へきれき)

2010-07-10 18:52:13 | Weblog
癌にもいろいろな種類がありますが

全体的に 実証の人がなるケースがほとんどです。


勿論 虚証の人でも癌になる方がたまにいます。

その場合は

肉体的、精神的にかなり無理をした結果 癌になってしまうようです。


癌患者の80~90%は実証の人ですから

自分が癌だと知ったとき 多くの人が

  「なぜ自分が?」「青天の霹靂」 と驚きます。

実証であるがために

  自分自身の健康を過信していた人たちが多いのです。


癌になってしまった場合

「実証体質」を十分に考慮した上で

  戦略的に癌を治療していていかなければなりません。

つまりまず最初に

「実証」という問題を解決しなければならないのです。


「実証体質」の人は食欲も旺盛なので

癌になっても 病に打ち勝とうと一生懸命食べてしまいます。

しかし

癌細胞のエサともなる高栄養のものや甘いものを食べ過ぎると

  ・・・ 肝細胞を成長させることになってしまいます。


癌の手術後 患者の体力をつけさせるために

無理にでも食べさせたりすることもありますが

        ・・・これは癌を誤解した対処法なのです。

                        (3.につづく)



* 虚証:正気(健康を維持するために必要な体力)が弱い
 正気、邪気(病気を起す原因となるもの)ともに弱い、あるいは邪気は弱いが、正気はさらに弱い場合 ⇒ 虚証とみる。
* 実証:邪気が盛ん
 邪気の大小に関わらず、邪気の勢いがそれにもまして強い場合 ⇒ 実証とみる。
* 中庸:虚証・実証の中間
 虚証・実証どちらに偏ることもなく、調和とバランスのとれた状態。いちばん望ましい状態で健康的 ⇒ 中庸とみる。




  

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