![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/ac/34d45f8a85ae9a3e32681f48abf58848.jpg)
(1.につづく) 彼はこの短い詩偈(ことば)をくり返しては掃除をしていました。そのうちにチューラパンタカは、この詩偈の意味を考えるようになりました。
「 この箒(ほうき)は何か、知恵のことか。
塵(ちり)とは心の塵、垢(あか)とは心の垢か。
これをとりのぞくことが仏道修行なのか。
そうか 」
彼は悟(さと)ったのです。
そして 高らかに誦(とな)えたのです。
「 人の世の迷いは垢なり
知恵はこれ心の箒なり 」
彼は 兄よりも先に悟りました。
* 2010.11 東ブータンで
「 この箒(ほうき)は何か、知恵のことか。
塵(ちり)とは心の塵、垢(あか)とは心の垢か。
これをとりのぞくことが仏道修行なのか。
そうか 」
彼は悟(さと)ったのです。
そして 高らかに誦(とな)えたのです。
「 人の世の迷いは垢なり
知恵はこれ心の箒なり 」
彼は 兄よりも先に悟りました。
* 2010.11 東ブータンで