携帯電話でカンニング？！ ・・・ ２．堂々と負ける

父はスポーツを愛好します。


実力で激突しあい　一点を争うそのフェアな競いあいに

　　人間の明るく澄んだ精神をたんのうすることができるからです。



八百長したり　相手の足もとをすくったりする人間が成長しても

　　ロクな大人にならないことを身にしみて経験している父は

わが子になんとしても

　　・・・　フェア・プレーでつき進んでもらいたいのです。



負けるなら　堂々と負ける。

それが　父の生き方です。


勝も負けるも　時の運です。



私の中学時代　一斉試験になるときまって父が

「人事をつくして天命をまつの心で　答案用紙にぶつかれ」

　　と話してくれました。


つくすだけつくす　やるだけやる　・・・　そして　判定を待つ。


勝敗は　時の勢いです。



＊　蛇足　・・・　このたびの相撲界の八百長問題は
　　父親ともいうべき親方連中が　
　　　　救いようのないほど「腐りに腐っている」からです。
　　今後　心・技・体などと　・・・　決していわないで欲しい。




＊　２０１０．１１　　東ブータンで