EVERYDAY I HAVE THE BLUES

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カブト

2021-07-24 18:13:00 | 日記

沢山のカブトが、さなぎからかえりました。

感謝です。


空になった餌のカップを片付けて

ワンショット。




新しい餌をあげてワンショット



餌を沢山食べます。






カブトは、成虫になってタマゴを産むと死ぬので、親を知らないし子供にも会えないんですね。

人間からすると辛いことだが、カブトには、仕方ないこと。

ふと気付いた…


カブトはそんなこと考えたことないし気にせず暮らしている。


長生きしてください。







オーケストラの魔術師のラヴェル

2021-07-24 08:25:00 | 音楽

ラヴェル


the best of classics53

Ravel:orchestral works

Maurice Ravel1835-1937


2007.12リリース。

定価500円のシリーズで、安価なので購入しやすくいろいろな作曲家の作品に触れることが出来た重宝していたシリーズである。

収録曲は、以下のとおり。

コーヒー☕️を頂きながら、楽しんでいる。


1.亡き王女のためのパヴァーヌ


マ・メール・ロワ

2.1曲 眠りの森の美女のパヴァーヌ

3.2曲 おやゆび小僧

4.3曲 パコダの女王レドロネット

5.4曲 美女と野獣の対話

6.5曲 妖精の園

7.ボレロ


ラヴェルは、フランス産まれ。お母さんがスペイン・バスク地方の方で、幼少の頃聴いた母が歌っていたスペイン・バスク地方の民謡を聴いていた。そのことが色濃く出て、スペイン風のメロディが時折現れてくる。


亡き王女のためのパヴァーヌは、まだ学生だった1899年にピアノ曲として作曲し、その11年後の1910年後管弦曲としてアレンジした曲。


亡き王女は、スペインの王女マルガリータ王女とされている。(画家ベラケレスが描いたマルガリータ王女の肖像画はルーブル美術館が所有している。)スペインというところに、母親の歌を思い出したりしたのだろうなと想像する。パヴァーヌというのは、16世紀ぐらいのヨーロッパの宮廷で、流行っていた舞踏のこと。


作曲だけでなくドビュッシーの曲をオーケストラにアレンジしたりしておりオーケストラの魔術士ともいわれた。自身のピアノ曲もオーケストラにアレンジした。

またストラヴィンスキーは、ラヴェルを「スイスの時計職人」と呼んだ。彼の精巧な技術を持つ作曲家であること、父がスイス出身であることから。


マ・メール・ロワは、もともとは子供のためのピアノ連弾組曲。1910年に完成し、1911年に管弦楽にアレンジした。微笑ましく優しい邦題が付けられている。


ボレロもスペイン風の印象的なメロディを繰り返していく。ここでもスペインの影響が現れる。1928年に作曲。

徐々に楽器もどんどんと加わり音量もましてクライマックスへと向かう。


ラヴェルは、アレンジを作曲と同等に捉えていたと思う。管弦楽などにアレンジしていくが、リズムの強調もしており面白い音楽を残してくれた。その後の音楽、ジャズ、ロック、あるいはポップスへも影響を与えたと思う。サウンド重視の方だっただろう。

現代生きていれば、どんなアレンジをして素敵な響きを作っただろう。いろいろな楽器のことをこよなく知ることことがアレンジでは必要。いろいろな楽器のことも愛された方だったのだろう。


私は、ブルースも大好きなので、この頃のブルース界出来事として、何があったかなと考えた。

そうそう、伝説のブルースマン、ロバートジョンソンが1911年に産まれている。(1938に亡くなった)

影響は感じられないが、同年代に並行して生まれた音楽達であったことが非常に興味深い。