初冬の候、皆様には益々御健勝のこととお慶び申し上げます。
現在、「ホテル金波楼」は平成23年夏の再開業に向けて慎重に建替工事を進めているところでございます。旅館は客室8室の小規模宿へと縮小され、大洗の海辺の環境を生かし、保養を求めるお客様向けのきめ細かなサービスに注力した新業態への転身を目指しております。
さて、創業以後掲げておりました「金波楼」の屋号でございますが、改築後、宿の空間やサービスが旧来の取り組みと大きく変わるため、今後、宿を体現する屋号として「金波楼」の屋号が必ずしも最適とは言い難い懸念がありました。そこで、慎重に検討を重ねた結果、現代人に親しみやすく、新しい宿に相応しい屋号を創案し改称することとなりました。謹んでご報告申し上げます。
ご愛顧頂きました屋号を改めることは苦渋の決断でしたが、どうかご理解のほど宜しくお願い申し上げます。
新旧の屋号のロゴをご紹介します。
下の画像の上段が旧屋号、下段が新しい屋号です。
新しい屋号は、「里海邸」（読み仮名 さとうみてい）と称します。
新たな宿の雰囲気に調和し、大らかな茨城の風景が目に浮かぶような優しい語感を重視しました。「里」は豊穣な常陸国を、「海」は大洗の海を意味します。「邸」は大きな家を意味し、新たな宿が田舎の家のようにゆったりとした居心地の良い空間でありたいとの願いを込めています。ロゴデザインは笠間市のsprout様に製作して頂きました。
旧屋号「金波楼」は新屋号の一部に含まれる形で継承し創業の心を引き継いでいきます。
なお、会社の商号につきましては今後も有限会社金波楼であります。
皆様には今後ともご指導ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
「里海邸」ホームページ