椅子と椅子がなんとなく、手をつないだかのように佇んでいます。
小さい頃は、ご家族や兄弟、友達とよく手をつないていたものですね。
里海邸の木の家具たち。
素肌に心地よいこの椅子は、茨城県の八郷という地域で製作されました。
木の椅子は、座面が木ですから、当然固く、おしりが痛いのでは?と思う方、ぜひ座ってみて下さいね。
おしりが痛くなる理由は、同じ姿勢を続けることで身体のある部位に荷重負担が集中し、それを緩和される動きがとりにくい形状であることです。
特にシート部分の座面角が深すぎると、足が支えていた分の荷重がお尻と背中に集まってしまい、だんだん痛みを感じてきます。
そこで、長時間疲れない椅子づくりを目指し、座面角やアームの位置、背もたれの角度や形状を、木工家具作家の大場さんや長谷川さんと相談を重ねてゆきました。椅子づくりは本当に時間がかかりました。
姿勢を容易に変えやすい構造により、お尻、足、腕、背中にお好みの荷重分散ができるようにしつつ、安楽感のある休みの姿勢にスイッチできる椅子を、検討重ねてつくられたのがこの椅子たちです。
木の素材感は大好きです。
邸内では素肌に浴衣などの薄い室内着をまとって過ごすことが多いため、
無垢の木の温もりのある椅子に身体全体で触れることは、とても心地よいものですね。
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海辺でひとやすみ ―東京都心よりアクセス90分― 茨城県・大洗海岸。
里海邸 金波楼本邸 http://www.satoumitei.jp/
ご予約お問い合わせは/ 電話 029-267-2101
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