幼稚園では、再開に向けて毎日色々な工夫を考えて、やってみて、改善して・・・の繰り返しを頑張っています。
先生たちみんなで、「こうやったらいいかな?」「こっちのほうがいいかな?」と、意見を出し合い、
園生活の中で、少しでも密にならないように、距離を取って過ごせるように工夫しています。
園の生活が少しでもイメージできるように見てみてください。
手洗いやトイレの並ぶ際にお友だちとの間隔をあけて並べるように足型を貼っています
スーパーでも貼ってあるので、みんなも知っているかな?
上靴を脱ぐ場所やスリッパを置く場所をわかり易くするとスムーズに脱ぎ履きできるように…
スリッパの数を少なくして、1回にトイレ内に入る人数を制限しています
密にならないように…
水道や、トイレの中も、隣同士にならないよう1つ(もしくは2つ)間をあけて使うようにしています。
教室では机の間隔をあけて一人ずつ座るように準備をしています。
これで、1クラス10名前後の距離です。
ロッカー前での混雑を避けるため、自分の荷物は机の横にカゴを置いて入れるようにします。
※年少さんは、1人1人の机の場所に座るのが難しい時は、椅子を自分の場所として過ごすところから始める予定です
再開すると、色々また変更点や工夫が出てくると思いますので、先生たちみんなで話し合ってこれからも考えていきたいと思っています。
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こんな時だからこそ、子ども達に幼稚園で身に付けてほしい事をもう一度考えています。
集団保育の中で学ぶ内容は、今年は今までと少し違うかもしれません。
けれども、これからコロナだけでなく、様々なウイルスや災害などの中を生きていく子ども達。。。
今、私たちが何を伝えられるか、
命を大切に…周りの人を大切に…自分を大切に…周りの人への思いやりを大切に…
こんな素敵なお手紙が、卒園児から届きました。
自分も大変なはずなのに、「せんせいもがんばってください。コロナにまけないように。」
思わず胸が熱くなりました。
こんな時でも、子ども達は希望にあふれています。
再開に向けて、感染予防のこと、今まで出来ていた保育や行事ができない不自由、様々な不安などがありますが、
これからの時代を生きる子ども達が強く自分の足で歩んでいけるように。。。今できることを精一杯に。。。
まさに、喜連学園の理念である「自尊と他人への思いやり」をみつめなおしているところです。
喜連幼稚園・喜連東幼稚園 副園長 吉村奈央未