この時期はあちこちで祭りが開催されてますね。
先日、一宮七夕祭りに行ってきました。
大変有名な祭りで気になってはいたんですが行くのは初めて
真清田神社も初めて訪れました。
日本の祭りは、神社仏閣と商店街が一緒になって開催していることが多いですよね。
だから地元色豊かで、どのお祭りも楽しいです
一宮は日本でも有数の女性が多い町と聞いたことがあります。
こんな女性神輿があるのも、一宮ならではなんでしょうか。
繊維や服飾雑貨の店が多いのも一宮らしいですね。
ところで、私の生まれた町にも、神社と商店街があり、恒例の祭りがあります。
かつて名古屋市内に路面電車が走っていたころには「名古屋の台所」とも言われた漁師町で、祭りも相当盛大だったようです。
それが伊勢湾台風で水害にあって以来、大きな防波堤・突堤ができました。
そのおかげで漁に出られなくなり、漁師たちは漁業補償を得て廃業し別の仕事や住処を求めて町を出て行ったそうです。
その結果、町は今、完全に「過疎化」してます。
自分が子供のころ、昭和40年代はまだ子供の数も多く活気もありましたが、今ではもう見る影もありません。
それに伴って商店街にシャッターを閉めた店が増え、盛大だった祭りもだんだんと質素になり、2年に1回の開催となり・・・
そういう自分も、町を出て別の場所で暮らしている一人なので、偉そうなことは言えませんが。
さて、この一宮。
この一宮商店街に来るのは久しぶりですが、活気のある祭りには驚きます。でもこれはたまにやってきて祭りを見るだけの人間の感想なのかもしれません。
昔からこの町に住んでる地元の方にとっては、「昔に比べて寂しくなったなぁ。」なのかも。
一歩下がって商店街を見ると、華やかな祭りとは対照的な寂れた風景が垣間見えます。
車でちょっと走れば巨大SCがいくつもある昨今。
深夜といって差し支えない時間まで毎日営業してますね。年始も当たり前のように元旦から営業しています。
週末なんて毎日が「祭り」みたいな人出ですね。
そして、以前、20年くらい前のSCは地元の商店や企業がテナントで入り、まだ地域色や特色が感じられましたが、今やテナントはナショナルチェーンばかり。
ちょっと食傷気味です。
こういった巨大SCではイベントはできても、文化と呼べるような祭りは育ちませんよね。
これが本当に「豊かな生活」なのか・・・?
一宮の七夕祭りに自分の地元の祭りを重ねて見てました。
初めて見た一宮の七夕祭りに、なぜか郷愁を覚えた一日でした。
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