前回までお話は、苦労についてでした。
私の中の定義にはなりますが、まとめると
苦労とは
1. 自分にとって嫌いなこと、苦手なこと、適正でない事柄に対して取り組み、苦痛やストレスを感じている状態
2. わかりやすく心身がストレスを感じている状態なので、すぐに別の方法を模索するか、別の道を探すタイミングであることを教えてくれている。
努力しているにも関わらず、達成感もない、成長もない、ただただ辛いと感じる場合、それは苦労であって、自分にとって「適していない」ということです。
苦労状態を我慢し続ければ、どんどん不幸になっていき、やがて心身共に崩れることになるでしょう。やむを得ず、そのまま苦労状態を続ける場合は、他にやりたいものと並行してやるなど、注意して付き合う必要があるでしょう。
好きこそものの上手なれ
このことをやっているといくらでも時間が溶けていく。どんなに難しい状況になっても却ってワクワクしたりする。この分野であれば全てが成長につながり、前進していると思える。
そんな分野があるならばあなたはそのことに対して才能があるということでしょう。
そしてこれこそが最高の才能であると言えます。
好きなことならば、他人から見て大変な仕事に見えようが、苦労しているように見えようが、本人にとっては、ただ「好きなことをしているだけ」です。
多くの成功者と呼ばれる人たちは、膨大な時間を仕事に費やしていますが(実際の作業をしているしていないに関わらず)、彼らは苦労だと思っていません。「遊びみたいなもん」とか「仕事というか好きなことやってるだけです」などと平気で言ったりします。
もちろん、その仕事は決して遊びではないにも関わらずです。好きだからこそ続けられる。「情熱」や「信念」と言い換えることもできると思います。
何か他人の役に立ちたい
何かを変えたい
このアイデアならきっと人を幸せにできる
この分野なら自分の能力が最大限発揮できる
そう言った信念と確信が確固たるモチベーションとなり、いかなる苦境にあっても失敗しようと、先が見えなくとも、全力で前向きに行動し続けられるということでしょう。
成長し続けること
諦めないこと
行動し続けること
これらを苦労と思わずにやり続けることができる。これが正しい努力ということでしょう。
私の場合は、自分の能力が英語やITとは別のところにあるとわかっていたにも関わらず、それでは食べていけないと鼻から決めてかかったために、その能力を使うことを選択肢から外してしまっていました。これが大いなる間違いでした。
今は自身の好きと能力に沿った行動、つまり「物書き」を続けています。そしてそれは今までにない達成感とワクワク感、そして充実感があります。毎日かなりのノルマとルーティンを設定していますが、全く苦になりません。
また、今でも生活のため、英語とITの仕事は続けていまが、不思議なことに、別枠で本来の能力である「物書き」を「仕事」としてやっているので、業務内容は変わらないのに、嫌いだったこちら方でも圧倒的にストレスが軽減されています。これは軸足が自分の「好き」にあるからだと思います。
つまり、「物書き」が本業!今まで本業だったITが「副業」という感覚です。もちろん、お給料は「副業」で頂いているわけですが、それも「本業」を支える一部だと思うと、そこにモチベーションが生まれます。
長くなりましたが、好きなものへの「努力」は楽しいものであるということをお伝えしたいと思います。楽しいからこそ続けられ、きっと報われる日が来ると思います。
本日もここまで読んで頂き、誠にありがとうございました
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます