電車が止まったときの思い出

　関東で大雪が降るかもって情報が流れているときに、台風や大雪で電車が止まったとき、駅で情報を求めるのはどうかとかいうネットニュースの見出しを見た。
　内容はちらっと見える部分だけしか見てないけど。
　余裕があれば、駅から離れてたほうがいいと思ったことがある。
　災害ではないけどね。

　一度目は、沿線火災で電車が止まった。
　その駅は代替輸送ってしててもバスしかなかった。
　うちの方にバス通っていたっけ……記憶が怪しい。
　沿線火災が何かよく分かっていないこともあって、待ってた。
　ここ出発のバス、駅まで行くって思い出したから、下車したけど長蛇の列。
　さっさと下りてれば、今頃家に帰ってたんだろうな……と思っただろう。
　
　二度目は、他の路線の乗り換えができない駅で止まった際。
　人身事故だったし、すぐ動くこともありうるということから、電車で待っていたんだ。
　動かなかったんだ……かなり……。
　会社に電話しない、と思って外に出た。
　ついでに、カフェも見た……人でいっぱい。
　止まったのがすぐだったら、駅出てカフェとか入るとかした方が良かったんだ。
　結末は覚えてない。

　三度目は台風直撃予報で中途半端なタイミングで帰宅。
　あと一息で、乗り換えっていう駅で止まった。
　まぁ、うん……出ることもないし待ったが、動かない。
　商業施設がある駅だったので逃げ込む。
　当時はまだ、駅ビルは台風で止まるってこともなかった（というか、時間的に微妙だっただけ？）。
　客が全然いないため、夕食もゆっくり食べた。
　台風が去ったかなぁと思って出ると、晴れていて気持ちい夜だった。
　ちなみに、会社に残った人たちは「無事帰った」とのこと。

　というような流れから、状況によってはさっさと駅を離れた方がいいなぁと考えるようになった。
　私は、スマホじゃないからあれだけど、身の安全を確保できるところにいる方が、体力も削られない。

　一番いいのは、天候が悪い日でないことだけど……人間という生き物は難しいものだった。