正直言って、「くずもち」好きではなかったのだ。でも、なぜか食べたくなる……。
嫌いだと思って、改めて買ってみたわけだが……。
今回は「浅野屋本舗」さんの……箱入りの小で税込450円。
食べると「なんか、お寺さん行った気分」になった。
× × ×
そう、改めて食べて思ったのは、くずもち自体は味がないのよ……原材料見ても「でんぷん」以上……なので。
蜜と黄粉の甘さと風味を楽しむものなのだ、と気付いたの。昔は砂糖は貴重品だったんだし、このようにして食べるのが一番良かったんだろうなと思えた。
くずもちが素晴らしいお菓子に思えた。
なお、家人は「ここのはしっかりとしていて美味しい」と絶賛していた。そうか、もっと柔らかいのがあるのか……というか、このくらいの固さのイメージしかなかったが……それほど食べた記憶がなかった。
そんなこんなで、池上本門寺周りをちょこっと散歩した二月のある日でした。
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