アリが住む植木鉢を一時的に家に入れたこともある。
逃亡はなんとか防げた。
移動直後は警戒しているのと、季節の変わり目でまだそこまで活発ではないのとか、色々理由はあろう。
まぁ、時折、保護できればいいなと思ってかぶせていたビニールに、アリが集団でいたから、ベランダに捨てたことはある。
そういうことすれば、住まいがないアリたちは亡くなるだろう。
それと関係あるかわからないが、倒れているアリもいる。
あと、クモの巣につかまっているアリが……というか、どこからか飛んできた、何か種類わからんけどアリが……(合掌)。
クモも生きているのだ。
とはいえ、窓の隅にそれは……。
さて、アリの住んでいる植木鉢を外に出した。
近くに煎餅の欠片というかカスというか……を落とした。
そうすれば、植木鉢のアリが取りに来るだろう。
植木鉢動かしたことによる警戒もあるだろうけど。
植木鉢のアリと同じ種類なはずのアリがカスを運んでいた。
ただ、餌をもって行く方向が違う。
植木鉢ではなく、ベランダの隅の方なのだ。
アリは一時期、ベランダには家ごといなかった。
時折、人間に捨てられるアリはいた。
という条件があるけれども、実はもう一つ考えがある。
植木鉢に住んでいるだけでなく、土とかたまった屋内側に住処がある、ということ。
その場で越冬したとか……そういう話。
毎年ベランダにいたとしても、植木鉢に住んでいるというのは知っているとしても、屋内の方は分からない。
穴から入っていくのを見られるわけではないからだ。
確かに、別のベランダの隅の方でもアリを目撃している。
そこも土等がたまっている。
毎年、屋内に出ているアリは、実はすでに……。
植木鉢のアリがやってくるのも困るけど、床下に住んでいる方がもっと困ると気づいた。
リフォームを大掛かりにしないと分からないだろうけどね。