奇乃堂

だんだん大きくなる字と行間

 小説のレーベルっておおむね「フォントサイズ」「行間」「余白」って同じと思ってる。そりゃ、まあ、字数によっては余白削ったり、色々大変だということも理解している。
 たいてい「ぎっちり」という方が多かった。
 しかし、私の文章書きの原点のある作家さん、遅筆ではあった。シリーズが数年開いていた気がするし、その間私はさすがに少女小説はそれほど読まなくなった。それほど……?
 図書館にシリーズの続きがあって、大変なことになっていると知った。
 別の作家さんでシリーズでたとえば「6巻 上下」「7巻 上中下1~4」「8巻 1~8」とかいうことはあったよ? でも分厚くなるからってことでの分冊で、一冊は一般的な文庫の厚さの体裁ではあった。それに、出版社がだんだん学んで「上中下」をやめてナンバリングつける方向にしていく過程伺えた。その作者もあとがきでそのことに触れていたくらいだもの。
 さて、件の作家さん、文庫本でも超薄、字がだんだん大きくなり、行間が増え……最終章らしいタイトルが20巻超えた。これまで未収録だった別件で発表したものとかも入っていると本文はその半分以下という巻もあったり。
 なかなか……なんというか……。
 色々裏を推測して、色々大変だなとしみじみ思った。そして、続きを頼んでおこう……気にはなるのだ。

今後ともよろしくでございます。

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