奇乃堂

原文に近いもの、結局読まないのでは!?

 大河ドラマ「光る君へ」に触発され、読んでいる漫画に釣られ、本屋さんでつい『紫式部日記』を買った。
 岩波文庫版がお安かったので……原文で。
 いや、訳文あってもどっちかしか見ない気がしたし。
 一応勉強するつもりで『古典基礎語辞典』買ってたし(オブジェと化して、クモが住んでいた形跡見つけて、ギャッとなったのは先日)。

 そういえば『御堂関白記』持ってる。
 これは一応読んだ記憶はあるけど、内容は記憶にない。
 それこそ、この時代の物語とか書かない限り、意識しないよ。

 先週、本棚で発見したのは『蜻蛉日記』。いやー、残ってたんだ。外箱は虫の痕まみれだけど、中は綺麗。
 NHKの教育番組で『蜻蛉日記』の番組あったよね。「蜻蛉さん」が女性アナウンサーだったかと話をしたりしながら進むの。

 さて、各種古文の原文近いタイプは捨ててないで取っていた。
 理由が「次、この古文買おう」と思っていたら、訳文にシフトしてしまって消えて行っていた時があるから。
 一応、文筆家を目指すってことで、そのあたりは意識していたかったし、私の研究対象が平安文学であることもあるし(研究してないけどね! 全然)。
 それらは捨ててはいけないと認識した。
 今思えば、『源氏物語』の与謝野晶子版も手放さなければよかった。
 場所が限られてて、読まなかったから……年取ってきて、もう一度読んでみたいと考え出したのだ。

 ないものはともかく、古文だ。
 せっかくなら読みたいし、勉強だと思う。
 一昨年くらい前、高校の参考書でカラフルじゃなくて読みやすそうだった古文と漢文の文法の本もある。
 なんで、買ったか記憶にないけど。
 教養として読もうと思えば……読める。
 なお、『古今和歌集』も買ってるし。

 ……語学も「したい」で止まっているけど、一日、一単語でもどっちもしていけば、語彙力強化はいつかされるのかもしれない。
 前向きに考えることにしたところで終わるのだった。

今後ともよろしくでございます。

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