奇乃堂

部屋の片づけ、ようやく進む 地震は怖いが、光が見えた

 窓辺に近づけないほどの荷物。
 それが減るどころか増えた二年間。
 おかしいなぁ……片付けるつもりが……減らないのはなぜだ。
 原因、東日本大震災以降、棚の上の方を減らしたことだろう。いや、関係ないな……ここ二年のことは。
 でも、物の置き方の考え方の影響はある。

 窓辺のものは手芸用品が主体。
 手芸はするけど小物づくりをしていないためにより一層カオス。
 あれやこれや手を出しすぎて、作りかけで止まったり。
 そして、材料好きでつい……買いたくなったり……最近はぐっと我慢。

 別の場所は場所で、辞書や資料本が入っているところの前にものが詰まれている。
 出すには、手前の箱どけるという手順がいる。めちゃくちゃ面倒くさい。
 何のために『広辞苑第七版』や『漢和辞典』がそこにあるのか。
 仕事で使いやすいようにだよ! ……という叫び声が聞こえる。
 他の本も同様に、届かないのはいまいち、こう、やることしない感覚につながる。

 とりあえず、今年こそはということで、時間やりくりして、少しずつ、一週間で一個でもいいから、どうにかしていった。玉突きでどけないとまずい面もあるけれども、それでいったん積むのは致しかがない。どーんと動かしたりして、窓辺は山積みだったり、出入り口の上の棚に置いたりした。
 光は見えた!
 おお、窓辺の掃除ができる!
 アリんこが歩いてる!
 ……ありんこよ……。

 とはいえ、通路の上の棚に突っ込んだものもあるので、緊急地震速報出たり、揺れたら、揺れが収まるまで通ってはならぬだろう……うん。
 逃げる方向の上部から、物が吹っ飛んでくる危険性があるので。
 一応、ベッドの周りだけは慎重においている。比較的安全な状態にしておく。
 窓はがっつりあるけど……外には逃げられる。

 実は東日本大震災の時も、通路となっている部分は被害少なかった記憶があるんだよね。
 上に詰めていたのが震度4で落ちて来たことあるから、物の詰め込み方と揺れ方なんだよね……。
 とはいえ、揺れている間はそこを通ってはならないのだけ事実。

 棚に積んだ分は、徐々に片付けるということで、日常生活に支障はない。
 電子辞書がかなり古いし、このレベルを買えるかどうかは以前に販売しているのかどうか?
 どっちにしろ、紙の辞書が使えればどうにかなるし、資料が見られると、書く前に調べやすいし。

 やろうと思えば早いもんだなぁ……。

今後ともよろしくでございます。

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