奇乃堂

焼きたての良い点、問題点 とりあえず、美味しかった

 家の人がアンティークのチーズパン買ってきた。
 チーズを見るとトロトロ。
 これはあんまり見ない状況だ。うきうき、わくわく。

「適当に切って」
「え? 責任大きんだけど」

 で、重さを感じながら、チーズがどの辺か、どうすると半分くらいかとか考える。
 えいやっと切ったが、チーズがトロトロで切りづらい。これが問題点だった。
 なんとか、切って計る。

 170グラムと180グラムくらい(端数忘れた)。

 おおよそ半分。
 そして、170グラムの方は大きいということは、パン部分が多いのか?
 かといって、これをさらに半分に切って、ちょうどいいところを模索するには……とろけているチーズが事件にしかなっていない。

 チーズ「お皿さん大好きー」
 擬人化? いやひょっとしたら、
「ふざけんな! 皿に落ちてるだろうがっ」
 かもしれない?

 現実逃避しないで、そのまま多い方を取った。
 チーズ多かった。贅沢を言えば、パンがもうちょっとほしかった。
 美味しかった。こんなにトロトロなんだって知った。温かいし、素晴らしい。
 今までの中で一番出来立て。

 案の定、家の人の方はチーズと程よい分量のところと、チーズまみれのところがあった。むしろ「パンが美味しいからこれでいい」という言葉。

 なお、若干、パン部分が私のおやつに追加されることになった。そのころは切りやすくなっていた模様。
 そもそも、冷えてもおいしい。

今後ともよろしくでございます。

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