ブログ「中小・零細企業が『幸せ企業』になり、またそうであり続けるための経営の『原理原則 』」の中で、このカテゴリーのテーマは「その『知識』と『知恵』」です。
1、「幸せ会社」とは?
2、何処へ行きたいのか?使命(ミッション)と展望(ビジョン)
3、「幸せ会社」経営者の道徳力と心構え
4、「幸せ会社」経営者として、当たり前の経営「知識」を継続習慣化して実践し、「知恵」にする方法
5、繰り返し押し寄せる経営危機から生き残れる「幸せ会社」とは?
この5つを柱にしていければと考えています。
私は企業再生の現場で、経営危機に陥った会社の経営者が悩み苦しみながら、会社を正常企業に立て直し優良企業から無借金企業にまで築き上げていった例ばかりではなく、時には無念の思いで廃業や法的整理を選択せざるを得ない例をたくさん見ています。
ところが面白いことに無借金企業になっても達成感はそんなに大きくない経営者が多く見られますし、廃業や法的整理したにもかかわらず、生き生きとして第二の人生を「生き抜いて」おられる経営者も少なくありません。
たくさん売り上げを上げて大きな会社にしたい!
たくさん儲けて豊かな生活をしたい!
繁盛して、有名になりたい!
私も26歳で創業してから倒産にいたるまでは、そんな思いで突っ走ってきましたし、私の『経営再建(改善)プログラム』に参加される方の多くもそれを夢見て売り上げをもっともっと上げればと突っ走ってきたばかりです。
一時的にたくさんの売り上げや儲けを上げたり、有名になったりすることは皆さん経験されているのです。ところがここで間違いを起こしてしまいます。
「天地自然の理」は「経営の原理原則」にも通じるところがあります。「たらい」のみずを「自分の方へ、自分の方へ」と引き寄せれば引き寄せるほど、水は手元から逃げ出し「向こうへ、向こうへ」と逃げていきます。
(私の愚作900×1400)
「幸せ会社」とはその会社に関わっている
お客様
お取引様
従業員の皆様
経営者の家族
そして・・・経営者ご自身が
幸せであり続けられる会社のことです。
会社が大きいとか有名であるとかは関係ありません。
小さくても、無名であっても
関わっている人がみんな幸せになれる「幸せ会社」を創るお手伝いをするのが私の使命です。