先日、実家の温水洗浄便座、TOTO製アプリコットTCF444が故障のため、新しくパナソニック製ビューティ・トワレDL-RRTK50に交換しました。
備考録として作業手順を記録しておきます。
約15年使用したTOTOのアプリコットTCF444。取付は自分で行ったものの、特に苦労した記憶もなく簡単だった印象だったので今回も簡単だと思い気楽に考えていたのですが・・・当時の設置作業を記録していなかったのが少々困りました。
既設状況。止水栓と分岐金具が一緒になった止水栓分岐金具から分岐してトイレに給水しています
止水栓分岐金具の拡大。真ん中のマイナスネジを回して止水栓を回す仕組み
ビューティトワレ同梱の施工説明書。TK50の他にTK40・TK20も共通
標準的には止水栓とロータンクを結ぶパイプを同梱のフレキシブパイプに交換して、止水栓とフレキシブパイプの間に給水ホースを取り付けるのが標準的な工法とのこと。
14ページ同梱部品で施工できない場合
我が家の場合、Aの既設の分岐水栓が下図の場合、に加えてBのロータンク給水口にストレーナーが設置されていて、給水管を交換できないタイプに該当
また前回TOTO温水便座の設置から15年近く経過して、それ以前の状況が思い出せない+当時の部品もすぐ出ない状況
そのため説明書掲載の別売りの純正の分岐水栓キャップセット(ADL531A-B4JS)を注文。amazonで2610円
ホームセンターなどリアル店舗での販売状況は不明。カインズオンラインで検索したもののヒットせず
ストレーナーが付いています
ビューティトワレ付属の給水管はT字状になっていて、黄色丸部分を塞がないと設置できない。
後で既設分岐水栓に繋げてみたらつながったので、純正の別売分岐水栓を買わずとも黄色部分を塞ぐキャップだけ買ってくれば設置は可能かも??
ただパナソニック純正の分岐水栓にあったパッキングがなかったので、付属のパッキング等を入れるなどした方がいいかも??
注文した分岐金具が到着したので作業を再開します
家の水道の元栓を閉めてトイレを流してタンクを空にして、更に洗面台や台所など他の場所で水を出して水が出なくなるを確認します。
止水栓を止めて既設TOTO温水便座の給水管を外します。
再び止水栓を開けて水が抜けるのを待ちますが、ポタポタがなかなか止まりません。我が家の場合、庭の水道を出すとそっちからポタポタが出て、トイレの方が止まりました。トイレよりも低い位置から水を出したのが功を奏した模様。
ここで止水栓を外すわけですが、パナソニック付属のスパナ、家にあるモンキーレンチなどサイズが合わずに(止水栓の袋ナットの方が大きい)、↑の家にあった水栓用品セットの付属の多サイズ対応スパナで外すことが出来ました。
なんであるのか覚えていないですが、これがあったお陰で助かりました
新しいパナソニック純正分岐止水栓の取り付けに難儀しましたが、止水用の部品を先に差し込むと上手くいきました。取付時にパッキングを落とさないように要注意です。
止水栓交換完了
ビューティトワレ付属の給水管の↑↑の黄色丸部分を購入した純正分岐水栓同梱のキャップでふさぎます。パッキングの紛失に注意
この金属のキャップを閉めたのちに付属のプラスチックのキャップを押し込んではめます。
完成状態。これが出来ればややこしい作業はほぼ終わりなので一安心です。
これで水道の元栓を開けて水を流せます
給水管は説明書通り先に温水便座側を取り付けています。先に止水栓側を付けると作業がやりづらくなりそうです。
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以上ですが注意点として、自分で設置を行う場合
購入前に候補機種の説明書をメーカーサイト等からPDFで確認して、設置作業をイメージしておくこと、また別途追加購入が必要な部品などを確認しておくとスムーズだと思います。
また今回のように既存温水洗浄便座から交換する場合、既存機種の説明書も確認して前回どういう作業を行ったのか思い出しておくといいかもです。
標準的な作業としては止水栓とロータンク間の給水パイプを交換する手順となっているが、給水パイプを外すよりも、止水栓が交換可能なタイプならば止水栓を交換した方が作業がしやすいのではないか?と思いました。
家電量販店で購入した際、別途の工事手配について聞かれましたが「自分でやります」と言ったら驚かれた感ありました。自分でやる人は少ないのかもですね
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2023/9/25 00:05(JST)