さてNokiaXLのレビューも7回目。
今回はカメラ機能と前回書き忘れたレビューの補足を書いていきたいと思います。
カメラアプリとしては普通のスマホのアプリといった雰囲気ですね
設定画面
メインカメラ撮影時に設定できる項目
Exposure (露出)+2～-2の5段階
White balance
Flash
Anti-banding
ISO
Noise reduction
Face detection （顔認識）
touch AF/AEC
saturation
contrast
sharpness
automatic exposure
Save location
Picture size
Picture quality
focus
Colour effect
shutter sound
save image to (本体のROMかメモリーカードか)
auto upload
restore defaultes
スマホのカメラでこんなに設定できるなんて初めて？？
設定可能な項目はかなり多岐に渡っています。意味がよく分からない設定項目も・・。
普通のスマホカメラというか、設定可能な項目数は普通のスマホに較べてかなり多いような。
もしかしてNokiaはカメラアプリに結構力を入れているのかも？？ちなみに上位機のLumiaのカメラアプリを見せてもらったら、シャッタースピード設定などマニュアル撮影に近い設定も出来るようで。
画像サイズについては 2592×1944 2048×1536 1920×1080 1600×1200 1280×768 1280×720 1024×768 800×600 800×480 640×480 352×288 320×240 176×144 と13種類もの中から用途にあわせて選べます。が、実際には大きいサイズで撮って後で用途に応じてリサイズして別名保存出来る方が使いやすいんだけど・・。
シャッターサウンドもON/OFFが選べるのでシャッター音なしもOK。レストランなどでも音が気になりませんね。
いくらシャッター音が消せるといっても、NokiaXL自体5インチのファブレットサイズでデカイので、これで盗撮したらシャッター音以前に目立ってバレそうです。
ちなみにスクリーンショットの音量は本体の音量に連動しているのでカメラアプリとは別。
撮影はこれまたスマホカメラではよくある、画面上のシャッターボタンを押して撮影する方法。
ですが、実はこれが曲者。
iPhone4Sではボリュームダウンボタンでシャッターを切ることが出来たのですが、NokiaXLでは不可。これがなかなか不便で本体が大きい事もあって、自分撮りをする時に体勢が厳しかったり、通常の撮影でも手ぶれしやすくなります。
実際使ってみてiPhoneや他のスマホに較べて手ぶれしやすいので、ワンチャンスしかない時は結構神経を使います。
昨年11月下旬にNokiaXLを購入して以来、twitterでアップしている画像は基本的にNokiaXLで撮影しているのですでにおなじみ？ですが、実際に撮影した画像を紹介します
2592×1944で撮影したものを全て460×345にリサイズ。リサイズ以外は無修正です
長辺で460ピクセルのブログサイズにしてしまうと、よく分からないかもですが・・全体的に曇天や屋内での撮影に強いかなと。
晴天下だとホワイトバランスや露出など色々調整してどうか？といった感じ。またデジタルズームも使えますが見るからに画質が落ちる印象なので、ズームは使わないつもりでいた方がよさそうな。
私は普段普通のデジカメを持ち歩いている上で、スマホはメモ撮りなど補助的な用途！なので、これぐらい撮れればまずまずカナ？？
フロントカメラ(インカメラ)メインカメラに較べると設定可能な項目は減りますが・・・
設定可能な最大サイズは1600×1200(192万画素) 最低の176×144まで10種類選択できます。
フロントカメラで192万画素なのは何気に凄いような・・・。iPhone4Sは60万画素ぐらいだし
フロントカメラ撮影時に設定できる設定項目
Exposure (露出)+2～-2の5段階
Face detection （顔認識）
Save location
Picture size
Picture quality
Colour effect
shutter sound
save image to (本体のROMかメモリーカードか)
auto upload
restore defaultes
NokiaXLの購入を検討する際にインカメラのスペックは全く気にしていなかった(期待していなかった？)のですが、正直はこれはビックり
買ってよかったNokiaXL！？
1600×1200で撮影したものを460×345にリサイズ。リサイズ以外は無修正です。
動画撮影
静止画ともども設定できる項目が多くて何がなんだか？？殆ど初期設定で使っています。
設定できるサイズとしては FWVGA(854×480) WVGA(800×480) SD(???) VGA(640×480) WQVGA(400×240) CIF(352×288) QVGA(320×240) QCIF(176×144) の8種類
初期設定はCIFになっています。
エンコーダーは [H264 H263 MPEG4]の3種類から選べます。初期設定はH264
ちなみにフロントカメラで動画を撮る事も出来ます（設定項目はかなり減りますが）
実際にNokiaXLで撮影してyoutubeにアップした動画はこちら
googlemapgoogleサービスに対応していないNokiaXLですが、googlemapの利用自体は可能です
その5のアプリ編でも書きましたが、
http://google-maps.jp.uptodown.com/android
こちらのサイトからダウンロードしたapkファイルをインストールする形で導入しましたが、7.7.0 8.1.1 8.4.1 9.0.0は不可。6.6がインストール・動作ともにOKです。
NokiaXLにインストールしたgooglemapで新宿駅周辺を表示
ただし地図は表示出来るものの、設定画面には入れません（設定に入るとアプリが落ちます）
ちなみにプリインストールされているHereMapなるNokia純正？の地図アプリだと・・・
横浜中心部～みなとみらい周辺
もう未開の大地という感じですね。RPGゲームの舞台みたい。前にgoolemapでインドネシアを調べた時を思い出すような。
鉄道路線はかろうじて東海道線が。国道は1号線と16号線
ちなみに横須賀線（横須賀まで）は載っていますが根岸線や横浜線はなし。御殿場線は国府津～松田だけ載っていました。なんで松田まで？？
この「Nokia Here Map」海外ではそこそこ使えるという話なんですが？？
香港は新界地区の銀座駅周辺を表示したところ。
そこそこどころかバス停の名前まで載ってるし
英語表記なのが違和感を感じますが下のほう「cine valley」というのは日比谷のことです。雰囲気としてiPhoneの純正mapに似ていますね。日本はパチンコガンダム駅どころか未開の大地だけど。
かなりずれる位置情報位置情報・・・特に屋内では面白いようにずれます
しかも十数キロ単位でずれます。「屋内かつ圏外」とかだと凄い
このずれを生かして位置情報や移動距離で加点される系のゲームでもやるのも手でしょうか？そもそもGPSの仕組みを考えると、衛星からの電波が受信できない屋内などでは位置情報の取得が困難。
スマートフォンの場合、それを携帯基地局の位置情報（どこの基地局の電波を受信しているかで大まかな場所を推定）やgoogleやappleが集積したビックデータを用いたWI-FI基地局の位置情報を使ってGPSデータを補っているのが実際。
携帯基地局の位置情報に関しては日本でローミング利用できる海外SIM（香港とかシンガポール）を挿しておけば、反映されると思いますが・・・、このずれを見るにWi-Fi位置情報は不可なんでしょうね？？恐らく
googleサービスに対応していない故にgoogleが集積したWi-Fi基地局の位置情報が使えないのがネックになっているのカナ？という気が。WindowsPhoneだとどうなんでしょうね？
googlemapの設定画面に入れないので、ローケーション履歴など位置情報送出に関連する機能は使えないよう。
時々現れる「googleクラウドトークンを取得失敗しました」の意のメッセージ
これはなにか関係があるのかどうか？
実際に使ってみた感想だと、位置情報自体は屋外ではまずまず正確なので「googlemapの現在位置を見ながら目的の場所に向かって歩く」ような使い方は今のところ問題なく出来ています。
ちなみにiPhoneや他のandroidスマートフォンでも、屋内や地下などでずれる時は10キロ以上ずれるので、NokiaXLが。という以前にスマホの位置情報システム自体が「まだまだ発展途上」なのかも。
といったところで、今回はこの辺りで・・書くことが思いついたらまた続いてレビューします。
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＜次回に続く＞
2015/3/11 2:08(JST)
