06年2月香港旅行(2/16・旺角に携帯電話を買いに・・)その16
2006年07月04日 23時59分32秒
ちなみにSさんは携帯電話に詳しく、旅行前にチャットでやり取りした時に香港の携帯電話事情や購入にかかる費用など概要を聞いていたので今回ついでに?案内してもらう事にしたわけです。
さてSさんと合流して買いに行くわけですが、旺角の「先達廣場」というビルが携帯電話店で有名なので無難。ということでそこに行くことに。
銅鑼湾から旺角だとMTR(地下鉄)で金鐘でホーム上乗換えで6駅と便利ですが、Sさんいわく「バスならもっと便利なので」ということで、112系統蘇屋行(北角発)に乗車することに。
バス停に行くと夕ラッシュ時だけあって長蛇の列・・・。立ち確実なので1台パスして2台目に乗車する事にして待っていると5分も待たないうちに2台目が到着。しかも最新型車両でした。
早速2階最前列席に乗ります。階段が螺旋ではなくまっすぐ1階まで降りるタイプなのが特徴的です。
車内の可変次停留所案内表示機。「MF7736」はナンバープレート番号
車内放送で広東語・英語・北京語の順で停留所名を放送してかなり感動的です。(停留所名のみで日本のように行き先、系統番号などの放送はなし)
なんとバスの間から2階建てトラムの貸切用のオープントップ車が・・・3万円ぐらいで貸しきれるそうなので挑戦したいものです。
香港島と九龍半島を結ぶ海底トンネル(海底隧道)の入口(写真上)と内部(写真下)
自動車用の海底トンネルは現在、西・中・東の3本あるのですが、その中で一番古く1970年代に開通した
(この銅鑼湾とホンハムを結ぶトンネルは現地では単に「海底隧道」と表記したり九龍側の入口がホンハムにある事から「ホンハム隧道」と呼ばれている模様)
内部は上下別で各2車線ですが出口付近だけ混雑対策のためか3車線でした。工法が気になるところですが、水深がそんなになさそうなので、沈埋缶方式でしょうか?
沈埋缶を埋めている写真があれば見たいものです。
便利な場所にありかつ通行料が安いの(普通車10ドル・東と西のトンネルは30~40ドルらしい)で常に渋滞しているそうで、この時ものろのろ運転で通過します。
通行料金が安いのは建設費の償還が済んでいるからだとか・・・(開業後10年で償還したそうです)
ホンハム側に料金所があり、バス停が併設されています。
トンネルや長大橋の入口にバス停が併設されているのは香港では良くある光景ですが、東名向ヶ丘的な雰囲気も感じます。
KCR(九広東鉄)のホンハム駅と歩道橋で直結しているので乗換えが便利な上に香港島側からなら100番台のバスに乗って海底トンネルを出たすぐの停留所で下車なので分りやすいのでぜひお勧めしたいところです(父親にも勧めたものの、降り過したらしい)
写真はミニバス(赤)が客扱いしているところ。ミニバスはバス停に入れないのでこのような停留所先端で客扱いするそうですが、通常のバスの運行に支障が出て問題化しているとか・・
25分ほどで旺角に到着。適当なバス停で下車します(Sさん任せだったので停留所名は不明)
降りる時に降車ドア前で待っていたら停車時に強めのブレーキで止まるのでこけそうになってやばかったです
まずはお目当ての先達廣場に向かいます。
先達廣場というショッピングビル内には4階ぐらいまでのフロアーに携帯電話店や修理店が密集している訳で、まずは1店ずつ順にショーウィンドウに並べられた各種携帯電話を見てあるきます。
日本で携帯電話を買う時は大体の場合、ドコモかAUかウィルコム・・のように加入する事業者を決めてから、その事業者で出している端末を購入する仕組みですが、香港では逆でまずは端末を買いその後各自好きな事業者に加入します。
また携帯キャリアからの販促金(インセンティブ)がないので、端末価格がめちゃ高い(新品では数万円以上。Sさんがいま使っているのは多機能型でPDA機能が内臓されている高級品なので新品で約8万したとか・・)するのも特徴的で、その代わりに中古市場が活発化しています。今回は中古品の中でいい出物を見つけよう・・・。という訳です。
(次回の記事で書きますが、端末が高い代わりに通話料金が安いのも当地の特徴です)
売っている携帯電話は大きく分けて2Gと3Gの2種類があり、3Gだと日本でもドコモのFOMAかボーダフォン3Gで使えるとの事ですが、見たところ3Gは1.5万円以上するのでここは出来るだけ安いのを・・・ということで2Gタイプを買うことをしました。
7/9 17:23UP
<次回に続く>
****
>停留所名を放送してかなり感動的です
ちなみに、私が始めて香港を訪問した98年当時、バス停留所の大半は「バス停ポールに停車するバスの系統番号が書いてあるだけ」で、乗客向けに停留所に明確な名前がついているか不明な状況でした。
(その頃はWebでも今のような詳細な情報提供は行われていませんでした)
また時刻表や時間帯別の運転間隔はおろか初便・終便時刻すら記されていない停留所も多かったので、今回訪問時のように「一部停留所とはいえバス停にちゃんとした時刻表が掲出されている」「車内で次停留所の案内がある(これは2002年訪問時も一部で始まっていた模様)」状況はかなり驚きです。
車内での次停留所案内はKMBバスだけで、他の大手2社がやらないのは謎ですが・・・
(車内についているモニターではCMやミニ番組ばかりで次停留所や行き先の案内は一切ないのは日本と比べて特徴的です)
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