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その10】2023年9月父と岩手の旅(材木町のよ市)最終回


盛岡駅の近くで短い時間で行ける場所ということで、盛岡駅から徒歩10分弱で行ける材木町・イーハトーブアベニューに行くとします。
盛岡駅から駅を背に左の方、開運橋の1本上流側にある旭橋に向かい歩きます。


旭橋の手前の交差点が地下道を使わないと渡れないのでX字型の地下道に降りて歩いていると謎の扉を発見!こういうの気になりますね



旭橋から上流を見ると雲に隠れがちなものの岩手山が見えます。
天気がいいととてもきれいに見えるようですが・・如何せん小雨気味の天気は厳しいものです。



旭橋を渡った交差点の左側(上流方面)がお目当ての材木町・いーはとーぶアベニュー 。土曜の午後~夕方に歩行者天国にしてよ市を開催しているようで、ちょうど開催中です。



材木町には宮沢賢治が生前に出版した「注文の多い料理店」の出版社光原社があります。この絡みで材木町の通りがいーはとーぶアベニュー として整備されているようですね。

光原社は今は民芸品店のようになっているようですが、色々見てると中庭に出れて宮沢賢治ゆかりの品の展示室や喫茶店があったそうで・・気がつかなかった😨 

大学生の頃、宮沢賢治の史跡を訪ねに花巻を旅行し時、帰りに盛岡駅の新幹線ホームで乗務員たちに話しかけられて「宮沢賢治の史跡を回ってきた」と言ったら車掌のおじさんに「光原社は行ったか~」と聞かれたことがありましたね。
光原社が注文の多い料理店の出版社ということは知ってましたが、この時は光源社には行ってなく・・、でもなんで光原社だったのか、車掌のおじさんのお気に入りだったのか、それとも盛岡駅に近くて行きやすいからですかね??


通りの所々に宮沢賢治作品をイメージしたオブジェが飾られています。


賢さんの膝に乗る子サメの花ちゃん
写真ではわからないですが、子サメならぬ小雨の中、陸に上がった雨に弱いサメにはちょっと厳しい



さんさ踊りの実演もやってきました。
さんさをみるのははじめてで貴重!ですがこの雨模様の中では大変そう・・。



タワー式駐車場にも銀河鉄道の夜と宮沢賢治をイメージした絵がありますね。



色々な食べ物の出店が出ていて、ほやめしやうにめしが450円も・・。これは安い!!と思い珍しいほやめしを買ってみました。
他にも団子やエビフライなど新幹線の中で食べるおやつを買ったり・・、インドカレー店の出店で100円でタンドリーチキンを1本買って食べつつ、お店のお兄さんと話をしたら

「ここのところこの材木町のよ市の日は天候に恵まれず、今月半ばまでは暑くて大変で人出も今一つ」「今日は雨模様な上に寒い。今日は天候が悪いので人出が少ないのは覚悟してきた」

などなど・・なかなか難しいものですね。
さて材木町よ市を2往復ぐらいしたところで盛岡駅に戻ることにして、北上川沿いを開運橋まで歩きます。なんだかんだ荷物もあって散策もタイヘンです



川沿いの道はライトアップされていてお洒落そうなカフェなどもあります


開運橋から盛岡駅に歩いているところでお父さんから電話が入り盛岡駅に到着したところだそうで。昨夜にお店の前まで行った駅ビルフェザンの宮沢賢治のそば屋で待ち合わせということで駅ビルに向かうことに。


盛岡駅ビルや地下通路の構造がよくわからないものの、案内板を見ながらやぶ屋の前にたどり着くものの・・お父さんがなかなか来ない

どうしたかな?と思っていると、女性の警備員に付き添われてやってきました。なんでも道に迷っていたら警備員さんに保護されて案内してもらったそうで💦



1150円の宮沢賢治セットを注文。
宮沢賢治がよく食べたというエビ天ぷらそばと三ツ矢サイダーのセットですね。天ぷらは当時の衣が厚いものをそのまま再現しているそうで・・。宮沢賢治は酒ではなく三ツ矢サイダーが好きだったそうです。
やぶ屋のWebサイトの掲載エピソードでは「当時やぶ屋の主人と宮沢賢治は親しくて、宮沢賢治が来店すると主人は仕事そっちのけで話し込んでた」という話も・・。

ちなみに盛岡名物のわんこそばは通常のものの他にお試し10杯で1650円というのもあるそうで・・。この時はわんこそばはお休みでしたが、通常だと3500円ぐらいするので、たくさん食べれる自信がなくてもお試し10杯で気分を味わうのも面白そうですね。

食事の後は帰りの新幹線までは1時間10分ぐらい。残りの時間は駅ビルで買物タイム!ですが、お父さんはもう帰りたそうな、まぁダイナミックパッケージなので新幹線の変更は出来ないのですが・・。
高齢者を私のペースに付きあわすのも良くなかったかなと一瞬思ったものの、うちのお父さんはそもそも日帰りで盛岡に行ったり(例年は日帰りで行ってた)、大人の休日パスで日帰り×4の旅行をしてるぐらいだから、まぁ無用な心配ですね笑



駅ビルフェザン1階に南部せんべいのB級品(はじき)やせいべいの耳のアウトレット販売をしているお店を発見。このお店、箱入りの南部せんべいも割引販売していたり、駅ビルのお店ながら穴場ですね。
「はじき」と「みみ」を一袋ずつ買いましたが、なかなか食べ出があってよかったです。



更に書店を覗いたら郷土本のコーナーがあって、東北震災関係の本や宮沢賢治、石川啄木関係の本などが色々と揃っています。宮沢賢治関連だけで見ても結構なボリュームですね。これは凄い・・

コインロッカーからバッグを出して潰れたドトールなのか妙に豪華な待合室で荷物を整理してそろそろ帰りの新幹線の時間に。



帰りは19時14分発のはやぶさ44号。
はやぶさとこまちの連結を見て・・と思うものの見ている間に発車したら大変なので諦めて指定の号車に向かいます・・というかこの列車、はやぶさ号の単独列車のようですね。

昔に盛岡から買える際に、当時のダイヤでは盛岡~仙台無停車で速達の「こまち」と盛岡~仙台各駅停車の「やまびこ」を仙台で連結するダイヤで、盛岡からの最速が5両編成のこまち号で混雑・・。フリーきっぷだったので2両しかない自由席に乗るしかなく最後の一席にギリギリ座れたことがありました。



帰りは空いていて仙台を出ても3人掛けの席を2人で使えるぐらいの乗車率。行きは中央の席、帰りは窓側席に座りましたが、3人掛けの中央の席が幅が広め(3cm広いとか)なのが分かりますね。

車内販売でコーヒーを買っておやつを食べながら、物足りないぐらいにあっという間に大宮、そして東京に到着です。
乗換えた東海道線は東京では座れなかったものの品川で座れてよかったです。

ということで久しぶりの盛岡と岩手県の旅でした。東北方面は仙台には行っていたものの、盛岡まで行くのは20年弱近くぶり。久しぶりの岩手県で宮沢賢治ゆかりの地に行ったり、私が生まれる前に亡くなっていて馴染みがなかった祖父のエピソードなどルーツに触れる旅が出来てよかったです。
また初めて三陸・宮古まで足を延ばして宮古の街の大きさに驚き、盛岡と三陸の距離を実感して山田線に乗れたものも良かったです。
やはり1泊2日だと時間があるようでないのでもう1泊できればよかったです。またイーハトーブ盛岡に行きたいですね。

9月29日土曜日の行程
盛岡駅前9:07頃(2分遅れ)→小岩井農場まきば園9:35 岩手県交通バス小岩井農場行
小岩井農場まきば園15:30→小岩井駅15:36 岩手県交通バス盛岡駅前行
小岩井15:45→盛岡15:57 田沢湖線盛岡行
盛岡19:44→東京 東北新幹線はやぶさ44号 東京駅行 

<おわり>


2023/11/12 23:56(JST)
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