きよぴ岐阜鉄道(本社:岐阜市)の代表・きよきよぴ氏は10日、愛・地球博のマスコットキャラクターとして活躍している、モリゾー(本名:八草森蔵)氏と会談を開き、「環境の保護の重要性」や「軌道系交通システムの環境保護への役割」などについて話し合った模様。
会談でモリゾー氏は
「軌道系交通機関は自家用車等に較べ、地球環境に悪影響を与える温室効果ガスや有害物質の排出量が少なくてすむ。既存の鉄道路線が廃止されるのはよくない」とし、鉄道路線の廃止を憂慮した一方、名鉄撤退4線を引き継いだきよきよぴ氏の活動を高く評価した。
また、「開発が進み森や林が失われることに関して、自然の森には多くの動物や生物・植物が生活している。人間の私利私欲・目先の利益の為の開発は謹んで欲しい」と、沿線開発が促進されてしまうことを危惧した。
これに対しきよきよぴ氏は、当社の事業を高く評価していただけた事は「なによりも嬉しい」とし、沿線開発については「当社路線は線路規格や車両の関係上、輸送力には限度がある事からも乱開発は望まない。それよりも現在居住している人や用務客に1人でも多く利用してもらうことを重要視している」と発言。
モリゾー氏ときよきよぴ氏は会談の後、熱い?抱擁で環境保護を誓い合った。
【写真:モリゾー氏(右)と熱い抱擁で環境保護を誓うきよきよぴ氏(左)】
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