行きはようやく落ち着いてきた感のある副都心線・東上線経由に乗ってみました。
6月17日に初めて副都心線に乗車した際に急行で和光市までは乗りましたが、和光市から先まで直通するのは今回が初めて。
東上線としても昨年5月に成増~朝霞に乗って以来、その先は約3年ぶりの乗車です。
小田急沿線から副都心線となると、代々木上原・明治神宮前経由が良さそうですが、明治神宮前は急行が停車しないことを考えると微妙。
今回は相模大野・中央林間で乗り換えて渋谷に出ました。
ただこちらのルートも、相模大野と中央林間の乗り換え待ち時間がちょっと微妙なところです。
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さて今回は乗車したのは東武9000系の急行川越市行。
渋谷(副都心線)から東上線方面は急行だと30分に1本(残り半分は西武線直通なので)、それを逃すと、小竹向原もしくは最悪渋谷から各停になってしまい憂鬱そうですが、今回は特に狙わずに東上線直通の急行に乗れました。
東武9000系は自動制御(tacs)の調整等に不備があり、開業当初から所定の停車位置に停車できず、副都心線大混乱の後押しをした事は既に各所で既出です。
対処策として手動運転に切り替えたと聞きますが、この日も運転にいまいちスムーズさがなく、未だ手動運転しているような雰囲気でした。
ちなみに私も6月17日乗った際に、やはり東武9000系で上りの池袋駅で停車位置修正を目撃しました。
ちょっと分かりづらいですが・・・・
6月17日に撮影した、池袋駅での停車位置修正風景(動画2.48M)
今回は走行自体は至って順調で、小竹向原や和光市手前での停車もなく、順調に和光市駅に到着。
和光市からは各駅停車として川越市に向かいます。
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ドア上の可変電光掲示板
朝霞を出ると遠くに高いマンションなど都市的な街並みが見えて朝霞台駅に。
朝霞駅は昨年5月に訪れた時に下車しましたが、郊外の小駅といった感じだったのに較べ、かなり大きい駅のよう。
志木までの複々線区間はよくある「緩行線+急行線」パターンではなく、中間の朝霞・朝霞台駅共に両方にホームがあり、「地下鉄直通線+東上本線」といった感じの配置です。
みた感じからすると、複線の両脇に1本ずつ線増したのではなく、従来の複線の隣に新しく複線の線路を敷いたような感じでした。
志木から先の各駅も雰囲気は横浜線の中間駅思い出す感じ。しかもちょっとホームを延ばせば15両化もいけそうなぐらいの、国鉄・JR的雰囲気+余裕のあるスペースが特徴的でした。
ちなみに東上線内各停運転とはいえ、終点まで急行には抜かれません。
意外に思うものの後で時刻表を見たら、和光市にこの電車が着く直前に急行が先発して、終点川越市駅に到着したらすぐ後続の急行が到着。
と急行の合間を脱げきった模様。和光市で少しの差で急行に乗り換えられないのは、なんとも・・・。
先頭車両に乗っていましたが、副都心線内こそ座席がそこそこ埋まるものの、東上線内はガラガラでした。
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車内は新型車と見間違うほどにリニューアルされています。
メトロ10000系と較べても遜色ありません。
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女性専用車のヒトコマではなく・・・
9000系座席における睡眠時姿勢の一例
空いているので楽な体性で寝れるかもしれません。
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終点の川越市駅にて
ある友人は東武9000系の事を
「あの電車。いつまで使う気なの?」
と言ってました。
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「8000系を見かけないなぁ~」と思っていたら「噂をすればなんとやら・・?」と、後続の急行で登場
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/c8/f12ec98b7e4ac36c3c2f7774b8cfe02c.jpg)
川越市駅の運賃表
「新線・池袋」と旧の名前が出ています。
副都心線分の運賃表は後付けで別に表記されています。
ちなみにこの川越市駅。
「川越市」というからにはどんなに大きな駅かと思いきや、配線こそ2面4線で車庫も併設していて大きいものの、ホームの幅も狭く駅舎も小さく地元の人が利用する小さな駅。といった様相。
後に訪れる本川越駅がホテルや駅ビルを併設し一大ターミナルの雰囲気なのとはだいぶ差が。
西武の本川越駅に対抗して「川越市」と上に出たものの、駅自体が名前負けしている。
といった雰囲気です。
副都心線開業や地下鉄線内の準急・急行運転により、池袋~和光市間の「東上線経由 VS 副都心・有楽町線経由」の乗客の取り合い?が話題です。
しかし、むしろ今までJR埼京線経由が有利だった対渋谷やその他都心各所へのアクセスの「東上線・地下鉄組有利・JR敗退」となった雰囲気こそ強く感じます。
対抗してJRの川越駅が元川越や川越総本駅に改称されるのか・・・。
という事で副都心線ー東上線直通体験でした。
次は副都心線ー西武線(所沢方面)の直通も体験したいところです。
08/7/10 23:37UP