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東京ギフトショーのシャトルバス(春2011)

去る2月1日火曜日~4日金曜日に「東京インターナショナルギフトショー春2011」
が東京ビックサイト全館を用いて開催されました。



ちなみにこのギフトショーは「(関連)業者対象の専門見本市」という形をとっているので一般来場は不可。
Webでの事前登録もしくは当日受付で登録後入場する。という形になっていました。

今回、私はこのギフトショーに行く機会を得たので、開催初日の2月1日に訪問することに。

私が東京ビックサイトに行くのは今回が初めてでしたが、なんといっても広い
とてもとても1日では回りきれない規模でした。

内部は残念ながら撮影禁止
ただ実際には厳密なものではなく、出店者の許可を得れば派手にやらなければ撮影しても・・・というような雰囲気でした。

ちなみに公式サイト内の案内・注意事項によれば出店者による即売行為も禁止されていますが、
実際にはサンプル品の即売等と称して販売しているところも結構ありました。
エリアによってはちょっとしたバーゲンセールの様相になっている場所も・・・。


ということで、ギフトショーの内容に関してはおいておいて、
今回はギフトショーのシャトルバスについて紹介したいと思います。

コミックマーケットなど東京ビックサイトでの大規模イベントの際には、都営バスの「国展」系統の臨時直行バスが運行される。
都営バスは、ゆりかもめやりんかい線でのアクセスに較べ運賃が安いので一定の人気がある。
というのはおなじみの話でしょう。


今回のギフトショーでは無料の東京駅送迎バスが運行されました。
公式の案内パンフレット等によれば
「東京駅丸の内南口(東京中央郵便局旧庁舎前)←約35分→ 東京ビッグサイト(東展示棟受付前)
会期中毎日、朝8時30分から5分間隔運行」
とあります。



東京駅シャトルバスの発着場所となった「東3ホール」前で撮影



行先表示は「国展01」ではなくて「貸切・ギフトショーシャトル」
この表示もレアなのは確かですが「国展01」幕を写せることを期待していたのでちょっと残念・・。



こちらは側面表示

東京駅発は直行ですが、会場発は月島駅と宝町駅で降車が可能でした。
ちなみに東京駅発の乗車場所は旧東京中央郵便局前。
降車場所も丸の内南口の旧中央郵便局前付近でした。

車両については複数の営業所から参集している模様。私が乗車したのは「巣鴨営業所」の車両でした。
またノンステップバスやハイブリット車が多かったのが印象的。
社番としては「S125」「T232」を見かけました。

バス自体には整理番号が掲出されていて「16」を目撃したので、かなりの台数が出ていた模様。

所要時間が長いこともあってか、着席需要が非常に高く往路復路ともに
着席狙いの人は行列。立席でも構わない人は停車しているバスにすぐ乗車可能。という状態でした。
月島などで下車できる帰路の方が立客の数が多かった印象です。

本当は観光バスや一般車でも神奈中の旧スヌーピー車や西鉄のB型高速のように座席数が多い車両を使えば効率良さそうですが・・。


さてギフトショーのシャトルバスとしてはもう一つ
いま紹介した東京駅シャトルバスの他に、会場内周回バスも運行されました。



「西2ホール」発着所の停留所標識
東3ホール→東1ホール→西2ホール→会議棟・中央バスターミナル→東1ホール→東3ホール
で運行されていました。
循環となっていますが東3ホールがバスの時間調整&溜まり場のようなっていて、東3ホールが事実上の始終着点となっていました。

パンフレット等の案内によれば「午前9時から3分間隔運行」とのことです。

会場内巡回ですが公道を走る区間もありました。



これは東3ホールで撮影
行先表示は「貸切・ギフトショー循環」




側面表示
内容はかなり単純なもの。

こちらの「無料会場巡回バス」の方は、本数が多いこともあってか余裕がある状態でした。
会場内は広く特に西~東の移動は遠い上に、各出展者のブースで配布された資料などを沢山抱えている状態だったので、この巡回バスはありがたかったです。

ちなみにこの「無料会場巡回バス」もなんと車内放送が自動放送
東1→東3間で録音したものを紹介します。
距離が短いので尻切れ状態になっていますが・・。

http://kiyop.com/blogdata/1596-giftshow-bus.mp3

MP3プレイヤーのボイスレコード機能を使っているので、音量が低くて音質が悪いです

ということで、「東京インターナショナルギフトショー2011春」のシャトルバスでした。


上述したように、東京駅連絡シャトルバスは「国展01」ではなく「貸切」となっている上に無料だったこともあり、主催者側が手配した貸切バスの扱いであると思われます。
国展系統のバスは人出が予想されるイベントで、かつ主催者側がバスを手配しない場合に運行されるのでしょうか


ここで気になる記載としてwikipediaでの記述を紹介します。
wikipediaの内容がどこまで信用できるかは置いておいて・・・・・

「都営バス>臨時系統>東京ビックサイト関連(3.3.1)」での記載
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%83%BD%E5%96%B6%E3%83%90%E3%82%B9#.E6.9D.B1.E4.BA.AC.E3.83.93.E3.83.83.E3.82.B0.E3.82.B5.E3.82.A4.E3.83.88.E9.96.A2.E9.80.A3

から引用すると

最も運行される機会が多いのが国展01系統である。~(中略)~開催イベントなどの規模や動員数、時間帯などの要因により不定であるが、お盆(夏コミ)と年末(冬コミ)のコミックマーケット期間中、春と秋のギフトショー期間中はほぼ確実に運行される。

として、ギフトショー期間中は国展系統が運行される旨が記載されています。

また(3.3.1)の項目の冒頭に国展系統の子系統一覧が記載されていますが、
この中で国展01に関するものを引用すると

# 国展01甲1:東京駅八重洲口 -(直通)-(←豊洲駅)-(直通)- 東京ビッグサイト(バスターミナル)
# 国展01甲2:東京駅八重洲口 -(直通)-(←豊洲駅)-(直通)- 東京ビッグサイト(東駐車場)
# 国展01乙1:東京駅丸の内南口 -(直通)-(←豊洲駅)-(直通)- 東京ビッグサイト(バスターミナル)
# 国展01乙2:東京駅丸の内南口 -(直通)-(←豊洲駅)-(直通)- 東京ビッグサイト(東駐車場)
# 国展01貸切:東京駅丸の内南口 -(直通)- 東京ビッグサイト(イベント関係者専用・無料)


とあります。
この中で下3つの乙1・乙2・貸切の3つが東京駅丸の内南口発着となっていて、

「 国展01貸切:東京駅丸の内南口 -(直通)- 東京ビッグサイト(イベント関係者専用・無料)」

という系統が存在しています。

これらwikipediaの記述からすれば、今回のギフトショーの東京駅無料送迎バスは、「国展01貸切」として運行された可能性も考えられます。

ギフトショーは公式サイトに
「入場対象者:パーソナルギフトマーケットに携わる国内外の流通関係者」
と記載されているように一般公開されていないビジネスショーなので、「来場者=イベント関係者」と取ることが出来ます。
また無料であることや、一般公開していないことで一般客の誤乗を防ぐ為。
逆にギフトショー来場者に「ギフトショー会場行き」のバスであることを分かりやすくするために、
バス自体の行先表示は「国展01:東京ビックサイト」(等)ではなく「貸切:ギフトショーシャトル」としたのかもしれません。




これは「無料会場巡回バス」の正面表示。
フロントガラス内側から貸切バスでおなじみの「第71回ギフトショー循環3号車様」というプレートが掲出されています。
一方で東京駅無料送迎バスの方は写真を見返してみても、このようなプレートは見当たりません。

会場内循環の方は、主催者が手配した貸切バス
東京駅シャトルの方は、都営バスの路線バス(運賃相当額は主催者が交通局に支払い
だからプレートの有無の差があるのでしょうか?

このように仮定しても
東京駅シャトルが貸切なのか路線バスなのかでどう違いがあるのか?(主催者側の負担金額が違うとか?)
交通局が路線バスとしての運行を拒否し、主催者が貸切で手配。ということも有り得るのか?
など、ビックサイト~東京駅のシャトルバスの運行基準も不明で謎が多いです。


前述していますが、東京駅無料送迎バスの発着場所は、バスターミナルではなく東3ホール前
地図では「http://yj.pn/nqDVQ0」だいたいこの辺りの場所。

路線バスの場合、発着場所は許認可や路線免許上、固定されていると思われるのでこれも気になるところです。


私がwikipediaの記述を読んだのはギフトショーからの帰宅後。
事前に知っていれば国展01バスの扱いなのかどうか「運転手に聞いてみる」ことなども出来たのですが・・・これは残念です。

2011/2/5 15:54(JST)


続編に続く
続・東京ギフトショーのシャトルバス(春2011)

コメント一覧

MAKIKYU
http://blog.goo.ne.jp/makikyu
こんばんは。

貸切兼用の路線車減少は、都市バスとして使い勝手が悪い&路線車貸切の需要が限られる事に加え、バリアフリー法対応も影響するとなると、止むを得ない事ですが、趣味的には面白い車両で、地方観光路線などでは有用な車両ですので、今後の動向も気になる所です。

またその中でも現在廃車進行中&地方譲渡が進む神奈中のスヌーピータイプ車両は、座席がリクライニングするなど、首都圏一般路線車の中では破格の車両ですが、この車両の神出鬼没ぶりは神奈中が車両担当制を採っている事も大きな要因です。

車両担当制は過半数の乗務員にほぼ専属で乗車する車両を年功に応じて割り当てるもの(俗にフリーと呼ばれる担当車両を持たない乗務員も居り、こちらは日替わりで担当乗務員が休日などで空きになっている車両に乗車します)で、神奈川ではダイヤ途中での乗務員交代がない事もあって、乗務員が慣れた車両で運転できる事や、車両のわずかな異変などに気づき易いといったメリットがありますが、バリアフリー対応の車両をダイヤ固定できない事などは大きなデメリットです。

まして神奈中の場合はダイヤ毎に概ね走行路線を固定する方式ではなく、1日の間で混雑路線から閑散路線まで様々な路線を走るという事も多いですが、担当以外の乗務員が乗務する時は、極力最混雑路線を外して比較的混雑の見込まれない路線のダイヤに充当する、事前に車椅子乗車の連絡があった時は真っ先に外す(通路が狭く、折り畳まないと乗車できない)といった対応をしているものの、規模が大きいだけに抜本的改正はなかなか難しい所かと…
きよぴ
東京のギフトショーは春秋の年2回開催の恒例行事だそうで、LED表示はセット済みなのかもですね。
ただ放送の内容は開催回によって異なる感じなので、その都度作ってるのかもですが・・

しかし神奈中の元スヌーピーバスのような座席数の多いバスが減っているということは、着席前提だけど短距離の貸切やシャトルバスのようなものは、一般の路線バスを借りるよりも貸切専業会社で12~13列の観光バスタイプ車両を借りる方が安い。ということにもなりそうですね。

まぁしかし神奈中は車両の問題以前に、便や路線をあまり固定しないでランダムに運用していたのも問題。という感もします。

ちなみにギフトショーシャトルでは、私が見たバスは全てLED車で字幕式の車両はいませんでした。
MAKIKYU
http://blog.goo.ne.jp/makikyu
こんにちは。

東京ギフトショーのシャトルバスですが、一般路線ではなく貸切扱いで、それも関係者限定にしてはLEDに「貸切」だけでなくギフトショーの表示を行ったり、専用の案内放送を用意したりするなど、随分力が入っていますね。

また使用車両がノンステップばかりで、ハイブリッドバスも多く見られるというのは、現在の都営バスでは大半がノンステップバスとなっている事を考えると当然で、座席数の多い貸切兼用車(最近次々と姿を消している神奈中の元スヌーピーバスなどは、乗降性の悪さ&定員の少なさ故に混雑時は最悪です)も存在しない事を考えると、立席主体の車両ばかりと言うのも止む無しかもしれません。

まして新しいLED表示の車両を充当するとなれば尚更ノンステップばかりになり、逆に比較的古い字幕(都営では古参車へのLED交換は聞きませんので…)&2段ステップの天然ガス車(最近ではこちらの方が希少になっていますので…)なども充当されたのか気になります。
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