ジンベエザメの菊ちゃんとIKEAシャーク(ホホジロザメ)のサウザンくんの2体のサメに挟まれて寝るようになってから、睡眠の質もよくなりサメだけに目覚めもよくなったような気がしている今日この頃です
さて今回はサメ映画。「シックスヘッドジョーズ」のDVDを借りてきました。(以下は例の如くネタバレです)
ネットを見ていたらたまたま存在を知ったのですが、気になると見たくなるもので
(この映像はあくまでイメージ。全部の頭が前を向くのは構造上難しいような・・)
このシックスヘッドジョーズ、冷戦期の生物兵器研究?で誕生したという六ツ頭のサメ。上から見ると¥マークのような体系。驚異の自然回復力を持っていて、銃弾を撃ち込まれるなど頭がやられても、別の頭がやられた頭を喰いちぎり早々に新しい頭が生えてくるという驚愕の設定。顎だけに
更に陸上では後ろの頭を足代わりにして2足歩行をしたりと・・¥マーク状の体系では泳ぐときに水の抵抗がタイヘンそうだ・・という心配もいらないようです。
登場人物は無人島で開催されている不仲夫婦の愛を取り戻すセラピーの主催者と参加者。なんかこの設定がまたアメリカぽいですね。
シックスヘッドジョーズは血の臭いの他に愛情にも反応するらしく、仲直りしたペアから喰われていきます。頭が六つあるといっても一匹での生活。愛に飢えているのでしょうかね。
ラストで生き残った男女一人ずつ(元々のペアは別)がガスを爆発させてジョーズを倒してめでたしめでたし・・・でEND。と一瞬思いきや、驚異の自然治癒力だし、本土との連絡手段は断たれているようだし、暴風雨がくると言ってたし・・とあの二人は本当に生還出来たのかタイヘンに謎があります。逆にいえばサメ好きとしてはシックスヘッドジョーズの今後の活躍にも期待出来るラストですね。
40年前にここまでの高度な研究をして、今でも当時の研究ノートが残されていたというラボが筏のような簡素なものだったり(ちゃんと他に島の中に強固なコンクリートの施設があるのかと思った)全体的には突っ込みどころも多くバカバカしい映画。吹っ切れすぎてZ級ですね。
劇場で放映した時は途中で席を立つ人もいたのかな・・と思ったり、ここまで振り切れてくれるとそれはそれで(海洋生物としての)サメ好きでも安心して見れるように思いました。
ただこの六つ頭のサメを美しく見せるシーンがあったり、完全に倒されたわけでもなさそう?な終わり方といい、どうしょうもないZ級映画といえども、製作者?監督??のサメ愛への愛を感じる映画です。
なんだかんだいってリアルで出会ったら相当に怖いというか、諦めるしかないでしょうね・・。
DVDを入れると自動で再生される予告編のようなものも、大半がこれまたサメ映画のPR。シャークネードシリーズは、ジョーズと竜巻という2つのアメリカ人が怖いものの融合なのかな?と。サメ映画のサメは海洋生物としてのサメではなく、サメの形をしてるけど、要は日本でいえばゴジラのような怪獣の一種なのかな??と思ったのは新しい発見ですね。
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2021/1/31 0:12(JST)