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【その1】まぐろきっぷで油壺マリンパークを訪問(2021年5月)

さて5月14日金曜日に油壺マリンパークに行ってきました。
油壺マリンパークには2000年頃に学校の夏休みの宿題で自然科学系の展示館(動物園・水族館など)に行きレポートを書く。というのがあってそのために弟と一緒に行って以来。その時は1日1回開催される飼育員の人が水槽などの説明をしてくれるガイドツアーに参加したら参加者は私たちだけだった思い出が・・

だいぶご無沙汰になっていますが近年は大き目で珍しいサメの展示をしているそうで今回はサメ目当てに行くことに。


まずは京急の横浜駅で3480円のみさきまぐろきっぷを購入
まぐろきっぷは三崎口駅までの電車往復+三崎周辺のバスフリー乗車+提携店舗で食事+施設利用orおみやげのおもひで券付きのセット券
おもひで券でマリンパークの入場も対象になります

横浜駅から油壷マリンパークまで電車代とバス代で往復1720円(片道860円)
マリンパークの入場料は1800円
これだけで3520円になってしまうのでまぐろきっぷの方がお得です。

ちなみに横浜のチケットショップでマリンパークの入館料50%割引券が200円ぐらいで売ってるを見たことがありますが、入館料を1000円として考えても+760円で食事が付いてくる計算になるので、電車でマリンパークに行くならまずまぐろきっぷの利用を第一候補で検討するのが良いと思います
(まぐろ系の食事が苦手、入館招待券等をもっているなら横浜から1440円~の「三浦半島1DAY/2DAYきっぷ」の検討を)

京急は色々問題を抱えているとはいえ、こういう戦略的な企画乗車券を色々出しているのは高評価できますね
ちなみに今は感染対策だとかで10~13時は発売中止になっていますが、マリンパークを見学する時間を考えると9時台には出発したいところ。


9時22分発の快特に乗ろうとホームにあがるとダイヤ乱れ中😖 八丁畷~鶴見市場間の踏切で安全確認の影響だとかで・・約5分遅れで9時27分頃に来たので乗車。

といっても遅れていて前が混んでいるので上大岡までノロノロ運転。上大岡を出てようやく速度を出しはじめます。



4+8両の12両編成が金沢文庫駅で前4両切り離し。



金沢八景駅手前の総合車両製作所。
変わった海外車両でもいないかな?と思ったものの、東急2020系ぽい車両と奥の方に新幹線ぽい車両がいた程度。

久里浜で三崎口行に乗換え。ここでも約3分遅れ。
案内放送では「地震の為に遅れてます」と・・。横浜で乗った時には「踏切安全確認」だったのに。検索すると8時58分に福島県沖でM6の地震があったものの、東京~神奈川では震度1~2だった模様。気がつきませんでしたが・・
ちなみに三崎口駅の案内表示器も「踏切安全確認」になっていました。
「踏切安全確認」を隠そうとしているようにも思えて「大丈夫なのか?」のと感じます。



10時23分頃に終点の三崎口駅に到着。なんだかんだ横浜から1時間近くかかりますね。
ここでバスに乗換え・・・ですが、マリンパーク行きのバスはほぼ毎時3本と
結構本数も多いので気にせず改札を出たらマリンパーク行きのバスが出発するところで飛び乗ります。
乗客は約15人ほど。マリンパークに行く人ばかりと思いきや、途中で少しずつ乗降があってマリンパーク以外にも地域移動で利用されているよう。


三崎口駅から20分弱でマリンパークに到着。ここで10時40分過ぎぐらい

2017年以前はマリンパークの前までバスが入らず一つ手前の油壺バス停が終点でそこから徒歩5分ほどだったそう。バス停からマリンパークまで歩いた記憶はないものの、油壺バス停の様子は覚えがあります。
バス停周辺には古い土産物屋?があるものの営業はしていないよう。道路反対側に今風なカフェがありました。

この写真の建物の中にチケット売り場と土産物売り場(エントラスショップ)があって、ショップだけなら入館料不要で買い物できる構造。



チケット売り場でまぐろきっぷの「おもひで券」を入園チケットに交換して入場。明確な改札がなくてよくわからず中に入ってしまい「あれ??」と思いチケット売り場に戻りました。



油壺マリンパークは敷地内にメインの「魚の国」をはじめいくつかの建物が点在していて、さらにアシカ島やペンギンプールなどは外にあります。なので雨が降ってる時はちょっと厳しいかも・・。
またドッグランもあって別料金でペット(犬・猫の他に豚などもOKのよう)を連れての入場も出来て、犬を散歩させながら水槽の魚を見学することもできるようで・・



「魚の国」の入口のムカシオオホホジロザメの顎の化石
この部分は写真などでよく見るような・・



裏側から見るとわかりやすいですが、後ろに控えの歯があるのが確認できます。サメの歯は消耗品で一生に1万本前後生え変わる仕組みの一端がわかりますね。


入ってすぐのエリアにいるチョウザメの水槽。
ここのチョウザメは飼育49年目だそうで開館当初からいるようで・・、でも水槽の中のチョウザメのどれがそうなのかわかりづらいですね。まさか全部??
チョウザメはサメといっても学術的にはサメではないそう。陸上養殖が可能で日本でも養殖チョウザメを名物にしている地域がある一方で天然のチョウザメはキャビア目当ての乱獲などで絶滅危惧になっているそう。困ったものです

サメに似ている形といっても、ホホジロザメやシロワニのようないわゆるサメらしいサメとはちょっと違いますね


入って最初のエリアは左側に小さめの水槽が並び「港の生き物」「磯の生き物」のような形でテーマごとに三浦半島周辺の魚が展示されています。
この写真奥にウツボの姿も見えます。ウツボは管のようなところに入ってるイメージなのでここはちょっと意外な

このエリアの水槽の魚の写真をデジカメで撮ろうとすると測光用の赤い光が光るのを魚が嫌がるのか明らかに逃げていきます。フラッシュなしは当然として赤い光が出ないスマホで撮った方がいいのかも??



ジンベエザメの映像を見るとよく従えてるコバンザメ
くっつく相手がいないと水槽の壁にくっつく??
もっとも後で見たら泳いでいたのでずっとくっついているわけでもなさそう


右側はショーケースのようになっていて、初代館長の功績を紹介するコーナーや深海魚などの標本が展示されているコーナーになっています


シンゴジラの映画ですっかり有名になった深海鮫のラブカ標本。
有名になった分ラブカを漁獲したような映像や写真をよく見るようになった気がしますが、まだわからないことばかりの深海鮫、何匹ぐらいいるかもわからない上に、妊娠期間が約3年と長く一度大きく減ると元に戻るのが難しいだけに不安を感じます。



ミツクリザメの標本
「ジョーズだ!」と言ってる人もいましたがさすがに違いますが・・・こうしてみると結構怖い!?



ハンパね~!!
これは「死滅回遊魚」の水槽。
怖い名前ですが夏に黒潮に流されて本来の生息域の沖縄などから三浦半島近くまで来てしまった南国の魚のことだそうです。冬に水温が下がると冷たさに耐えられず大半は死んでしまうそう。この水槽の魚はそうした南国の魚を三浦半島で採取したものだそうです。


マンボウってこんなに大きくなるよ!!
なんだかんだ歩きながら見るだけで楽しめる展示も結構あります。

先月に年間パスポートを買ったアクアパーク品川に較べると、アクアパークの方は新しい施設な分、プロジェクションマッピングと組み合わせた展示など見せ方がきれい。一方でアプリ(LINNEレンズ)を使えば詳しい説明がみれるとはいえ、アプリを使わないと魚の名前もわからなかったり、パネル解説もなく事前に色々予習しておかないと「きれいだな~すごいな~」で終わってしまうような・・。
こちらのマリンパークの方は旧来の形態とはいえ予習なしでもそれなりに楽しめるような気がします。


2021/5/17 2:03(JST)
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