以前にも何回か書いていますが、箱根高速バスには2階建てバスが2台います。
新宿箱根線に乗ると運がいい際は?この2階建てバスに遭遇します。
現在運行されている中では、夜行高速バスではなく昼行高速バス用としての2階建ては全国でも珍しいという話も??
社番としては1052号車と1055号車(登録ナンバーではなく、箱根高速バスとしての整理番号)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/81/ce1d46940ff393f4f2314c9144cd1e50.jpg)
外見の様子(1055号車)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/7e/2deca4667889643f97c56fad5fa79f79.jpg)
2階席・車内の様子(1055号車)
1階・2階ともに天井が低いので、特に座る際や座席から立ち上がる際に、頭をぶつけないように要注意です。
最前部のLED表示機は1055号車の方にのみついています。
1052号車の方はないので、途中下車する際は要注意ですね。
また両車とも小さなランプが付いていて、降車ボタンが押されると光るようになっています。
階段部分と客室内にはモニターカメラが付いていて、運転席の液晶モニターで様子が見れるようになっているようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/12/29e98b5781310f624d86a95ecafe37d9.jpg)
大まかな座席配置図。多分こんな感じです。(乗車した時にざっと控えただけなので、間違えがあるかも)
1階席は座面が外され、荷物置場などになっている場合もあります。
定員は1階12人・2階は48人の合計60人
ちなみに他の普通のバスは補助席込みで50人程度
気のせいかもですが、2階席の座席の前後間隔は普通のバスより狭い??
1階席が指定されたチケットだと券面表示が「1S」のように表示されるのか気になるところです。
ちなみに一般車で補助席指定の場合は「1号車 補助席」のように表示されます。
また1階階段前にも予備のドアがあるようですが、普段は使ってなさそうです。
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2階席からの眺望(大井松田IC~東名松田間)
一般車や普通のバスよりも視点が高いので、景色がよく見えます(相対値で)
普通のバスではこの場所は防音壁しか見えません。
ただそれ以上に防音壁が高い区間やそもそも切通し状の区間もあるので、あまり期待しない方がよいかもな感じですね。
どちらかといえば東名区間よりも山手通り~首都高区間と、箱根山内の方が楽しいかも?
ちなみに1階席は視点が低いのでスピード感があります。
2階建てバスとしては2代目で一度置き換わっているらしいですが、現在走っている2台とも結構経年しているようなので、今後の動向が気になるところです。
新型エアロキングを買って2階建てバスを増車して欲しいところですね。2台とは言わず4台ぐらいに・・。
2階建てバスだと、乗降の手間がかかるなどデメリットもありますが、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/yl/27.gif)
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などのメリットがあるので、2階建て車が増えてくれると嬉しいですね。
本当は香港みたいに車高が高い(4m強)の2階建てバスが導入できれば、天井が高く取れるので居住性もあがっていいと思うんですが・・・・残念ながら日本では色々難しいらしいですね。
車両運用(使用される便)は特には決まってはいない模様。
「新宿箱根線」の他に「伊豆=新宿ライナー」で使われることがあるという話も。
「羽田線」で目撃したことはない+話を聞いた事もないので、羽田線に入ることがある(あった)のかどうか謎ですね。
前にはグッツとしてラジコンを売っていたのを見たことがありますが、今も購入可能なのかは不明。
ちなみにこの記事での「普通のバス」は小田急箱根高速バスの普通のバスという意味(要は観光バスタイプのバス)で街の路線バスなどのことではないです。
09/6/11 00:49UP
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6/14訂正しました
車内のLED表示機について
1055の方があり(2枚目の写真)1052の方がなしです。