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07年3月九州の旅(その14・都市高速バスで天神に)

前回その13から続く

さてさて花見駅から西側に数百メートル歩いて宮地岳線に平行してる国道を目指します



花見付近の国道495号線です。国道といえども片側1車線の生活道路的な道です
左側民家前の「50m手前工事」の看板の手前の細い路地を入ると花見駅です。


花見バス停。ここから事前に調べておいた都市高速経由天神行のバスに乗ります。
本数は概ね毎時3本。ちなみに天神までは所定約45分。670円です

このバス停に来るバスは都市高速経由天神行の1系統のみの模様。
 


携帯電話で接近情報が見れる旨の案内があり、QRコードも付いていたので読み取って表示させて見ると・・・

この写真のような画面で、2時間半先ぐらいまでのバスの位置情報が見れます
私が乗る予定のバスは
26-A 天神行
定刻:9:57発
経由:都市高速 昭和通
現在:2停前
    名糖前
約9分遅れ

と9分遅れで運行されている事が分かります。



さて携帯電話の情報どおり10時6分頃にバスがやってきました。
バス自体は普通の西鉄路線バスです。


バス側面の表示です。
ちなみに始発は赤間営業所。
花見までで約35分。終点天神までは80分という長距離路線です。
赤間から乗り換えなしで天神に行けるとはいえ通しで乗るのはちょっと厳しそうです。

さて、花見で10人弱ほど乗車した事もあってバス車内は満席で立っている人もいる状況なので、仕方がないので立つことに。
「これは立ったまま都市高速を通れるチャンスか~」
と思うのもつかの間少し先のショッピングセンターの前のバス停で結構な人数が降りたので、座れてしまいました
昨日の島原のバスもそうでしたが、街道筋のショッピングセンターなどのお店への流動というのが路線を語る一つの柱になっている感がします。
街道筋に大きなお店が出来ると、鉄道だと近くに駅がない限り買物客の流出などマイナス要因ですが、ここはそもそも街道を走るバスの強みですね。

西鉄バスがすごいなぁ~と思うのは、一昨日のゆめタウンに行く時に乗ったバスと同様に、運転士さんが各停留所で
「和白・都市高速・天神行です」と案内していたり途中数箇所で「乗降取り扱いと車両混雑の為、15分遅れています」と放送しているところです。

停留所での放送が「都市高速・天神行です」に変わった辺りから、「23 天神」と表示されたバスの後ろを追う形になると、途中の停留所で前のバスに乗らずにこちらに乗る人が目立ち、乗客が増えて再び立ち客が出てきます。(後で前のバスは都市高速経由でない天神行きだと判明)

90年代に「オバタリアン」(堀田かつひこ著)という漫画が流行したのですが、その4コマで
急行バスと各停バスを間違って乗車してしまったオバタリアンとのやり取りで

オバタ)これ急行じゃないの?
運転士)急行は前のバスですよ
オバタ)えー、あんたが時間通りこないから乗り間違えたんじゃないの
運転士)そんな無茶な・・・
オバタ)次の停留所で乗り換えるから追い抜いて

で最後のコマが
(無理やり急行バスを抜かそうとするオバタリアンの乗ったバス)の絵で
「こうしてまたバスの時刻が乱れていく」
というオチで終わる漫画があったのですが、当時は「ふ~ん」という感じで読んだのですが
今思えば福岡人の作者らしい漫画だなぁと思いますね。
というか東京の人とかに分かるのだろうか・・という感じが。

九産大の辺りで乗ってきた女子大生が写真入のエコルカードで乗ってくるのを見て「羨ましいのう~」と思ったりと・・・
私が横浜の大学に通ってる頃に横浜市営バスとかでこういうのがあればバス乗りまくりだったんですが。

というところで、10時46分頃に香椎ランプからいよいよ都市高速に入り空いてる都市高速を快走します。
反対車線を走る普通の街の路線バスとすれ違うのを見ると「バスが2階建てでないのを除けば香港を思い出す・・」といったところ。
貝塚のホテルの近くを車窓から眺めつつ、10分ほどで都市高速区間は終わり一般道に下ります。
天神は昨夜島原からの高速バスから降りた「天神バスセンター」に着くのかと思いきや、
「このバスは天神4丁目の次は終点の天神3丁目に停車します。天神郵便局前には停車しませんのでご注意を」という運転士による放送が流れ、どうやら終点は「天神3丁目」という場所らしい事が判明。
終点の天神3丁目には11時頃に到着。降りてみたらバスターミナルどころか何の変哲もない普通のバス停でした。



何の変哲もないと書くと嘘になりそうな天神3丁目バス停に貼られている案内

主な目的地までの乗場案内と値段の表と天神周辺のバス停の位置案内地図
更には、日本語・英語・中国語・ハングル語による乗車方法の案内が・・・。

西鉄は日本最大(規模)のバス会社、としてバスマニア界では有名ですが日本で1位というのは、ただ単に車両保有数が多いとか営業エリアが広いという意味ではなく、2位とされる我が神奈川県の神奈チューバスとはだいぶ開きがある事を知らされるものです。

とりあえずバス停の案内図を見ながら天神コアの方まで歩く事に・・。



天神コア前のバス停

福岡の西鉄バスといえば、以前にミクシィコミュで「愛」マーク入り(愛宕浜営業所所属の意)のバスが走ってる。
と聞いたので、私も是非写真を撮りたいけど、何処のバス停に来るんだろうか・・?
バスターミナルの案内所で聞いてみようかな。と思っていたら



聞くまでもなくいきなりやってきましたヾ(〃^∇^)ノわぁい♪
ちなみに「301 渡辺通り・住吉通 博多駅行」です

*****
にしてつ時刻表 花見→天神 私が乗った便の時刻表詳細です
http://jik.nnr.co.jp/cgi-bin/Tschedule/rosen.exe?pwd=h/route.pwd&hed=1278&rsnh=41967&rsnc=41994&jun=13&yobi=D&kai=&yt=

エコルカード
http://www.nishitetsu.co.jp/bus/ecole/
大学生だと福岡都市圏周辺の西鉄バスが乗り放題で1ヶ月6000円と格安

(2007/5/5UP)

コメント一覧

きよぴ
西鉄の都市高速経由のバスはまだ乗ったことがなかったので今回乗れてよかったです。
西鉄バスといえば、都市高速など別経路でなく一般路線と同じ経路で主要停留所停車の急行便が数多く運転されていたりするのも面白いですね

また次の機会に色々乗りたいものですが、福岡都心一日乗車券は調べてみると、花見はもちろん、貝塚より先はダメと結構エリアが狭いのが残念です。
とおもいきゃ北九州のは結構広そう{汗}
やはりSUNQパスがいいのかな・・

くどいですがエコルカードが羨ましいです{笑}

>近年ではハングルが併記されたLED表示

これは初耳です。LED行先表示でハングル表示とは随分進化してますね~
MAKIKYU
http://blog.goo.ne.jp/makikyu
こんにちは。

西鉄のバス(電車もですが…)はこちらも九州に行った際は必ずと行っても良いほど乗車しますが、首都圏の路線バスではまだマイク使用が一般的でなかった10年以上前でもきめ細やかな案内をしていたのが印象に残っており、この点は非常に好感を持てます。

また他にも行先番号(西鉄で使用している行先表示脇の番号は系統番号ではありません)を方面別に色分けし、LED表示でも脇に小さなカラー幕を付けていたり、都心部を跨ぐ路線では行先表示を途中で切り替えたりと、都市高速を通るような路線まで存在して路線網が複雑な事もあり、案内面では非常に気遣いが徹底しているのも目に付く点で、近年ではハングルが併記されたLED表示もありますね。

西鉄バスはこの他にも他社にはない様々な工夫や試みがあり、日本一というのは規模だけではない気がしますが、神奈川のバス専業事業者&本州最大手も業界の中では先駆けた施策を幾つも行っており、こちらも忘れてはならないかと…
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