バージョンアップとはちょっと大げさか‥‥
この前の日曜日に一応演奏会が終わったが、今回は結構まじめに練習を積んだ。積んだと書いたのは、単に練習したのではなく、積み重ねてすこし成長できたという実感がしたから。(偉そうな事書いたが、本番は例によってメタメタだったけど)Kreuzerのエチュードを中心にした練習‥‥
そのなかで、大切にしたいな、と感じた「感覚・感触」がある。これは忘れたくないのでこうやって言葉にして残しておこう。
音の出の瞬間、左の指先と、弦と弓の接触点、そして右手(敢えていえば人差し指か)この3点に同時に(心地よい)弦の振動を感じることが出来るか。そのときの音を耳できちんと評価できるか(立ち上がりと音程)
そして、16分音符の一つひとつにまでこの感覚が意識できると、なんだか自分全体がバージョンアップできたような気になってしまった。単純なエチュードでも音ひとつひとつをだす瞬間の感覚を味わえる喜びのようなものを感じられる。ドーパミン放出!?
速いパッセージでも、こんな感覚で一つひとつの音が意識(評価)できるようになると、改善点も見つかってくる。速いというイメージそのものが変わってくる。
それから特に左手、指に余計な力をかけずに音が出せる感覚にも繋がってくる。
なんだか知ったかぶりのような感じだが、自分自身の感覚の足跡として残しておこう。
(本当はきょうも練習できたのに、草むしりでエネルギーを使い果たしてしまった)
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