昨日購入した肩当て「HOMARE」を早速使ってみました。
店で初めて装着したときに、思うように楽器を保持できなかったネガティブな印象が残っていて、きょうはさてどうなることやらと思いつつ装着。
昨日、肩当ての足の取り付け位置など、店で調整したのだけど、ちょっとゆるいかな?
弾いていると、カタンと外れてしまいます。外れにくいというのもHOMAREの特徴のはず。これは一体どうしたことか。
そこで、2mmほど足のスパンを短くしてみました。そうしたら外れなくなりました。
HOMAREの足の取り付け部分には、なるほどと思わせる工夫がしてあるのです。肩当て本体の穴と、足の金具の穴のピッチが微妙に異なっていて、それによって、1~2mmくらいの細かな微調整が可能になっています。(ネジが小さく、取り付けはじめのときにうまくネジとネジ穴が噛み合わないことがあります。おもわず落としそうになることも。なので、調整するときは、家の中など、万が一ネジを落としても回収できるようなところで作業したほうがいいでしょう。)
正直言うと、昨日お店の試奏ルームで弾いたときの音ほど鮮烈な印象はありませんでした。家の音響など特に考えられていないせいでしょうけど。
そういえば、肩当てという名称から、楽器や肩当てを肩に乗せるというイメージがありますが、ネットでいろいろと調べてみると、日本のサイトでも海外のサイトでも、大方、「鎖骨に乗せる」というのが多いようです。たしかに、鎖骨、しかも首に近い方で保持したほうが、左手はより楽に、広範囲に動かすことができますね。
さて、そうやって考えてみると、HOMAREは、「鎖骨に乗せる」ための肩当てのようです。事実、普通の肩当てよりも、パッドがついている部分が鎖骨付近に限定されています。あとは体に接触しないようになっています。そのため、楽器や左手(ハイポジなど)自由に動かせるようです。
だだし!その分不安定になる!その印象がネガティブな印象になってしまう。
ということがわかりました。
ここは考え方を変えなくては!
これまで:楽器は肩当てと顎当てのところで、正しい位置にしっかり固定されているべき。グラグラするのは良くない。というイメージ
HOMARE装着時は:楽器は鎖骨の上だけに乗っている、それを顎当ての部分で頭の自重で押さえ、必要に応じて左手で支える。これでいいのだ。多少不安定に感じても、コレデイイノダ!
そう、このように考えることにしました。なんだか新しい楽器との付き合いを始める感覚です。
今日はここまで。慣れるまで、多少時間がかかりそうだけど、いままでのイメージを変えるところからスタートのようです。
※上記のように考えていくと、マッハ・ワンは、明らかに「鎖骨」ではなく「肩」の稜線部分を使って楽器を安定させるという考え方のようです。HOMAREとは全く逆の路線ということになります。昨日いろいろ悩んで、一抹の不安がありつつも、マッハ・ワンではなくHOMAREを選択してとりあえず正解だった、ということにしておきましょう。
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