磁気物理学研究室の研究活動記

鹿児島大学理学部物理科学科磁性研究と教育活動、周辺での出来事を中心に紹介しています。

深夜の予備実験in金研

2011年08月22日 00時17分08秒 | 研究
すでに日付は変わって8月22日午前0時を過ぎる。
博士予備予備審査の日。

審査の議論を終えた後、8月21日午後11時からアーク炉の調整を行った。
今年の2月に突然、鹿児島大K-Labのアーク炉の調子が悪くなった。
4月にアーク電源を修理調整したのに、すぐに炉の放電が調子悪くなった。
そこで、K-Labの小型アーク炉を1号機がある
金研強磁場センターに持ち込み、どこが悪いか、調べることにした。

写真左は、東北大金研強磁場センターで私が設計した小型アーク炉1号機。
写真右は、鹿児島大学にもっていった小型アーク炉2号機。
(同じアーク炉は大洗にもあります)



トーチから問題なくアーク放電し、試料が融けた。
40A程度。
よく分からん。謎だ。とりあえず、アーク炉2号機を鹿児島大学に持ち帰ろう。

鹿児島大学K-Labの試料作成室で、もう一度再調整だ。
電源修理に2台で7万円もかかったのに、だめなら、
新品をかうのか?20-30万円かかる。これもいたい。

んんん。
おはらいをするか?神頼みするか?
これって、物理学者としていいのかな?
しかし、原因を突き止める時間もない。ねむい。