◎東京・銀座の雑草とコロナ対策
富山県から東京・銀座に8月初め出向きました。
ほぼ1年半ぶりの銀座。数寄屋橋あたりから地下道に入り、地下鉄・銀座駅に向けて歩いたのですが、東京五輪のための地下道リフォーム工事が完了し、シックな雰囲気に生まれ変わっていて、驚きました。銀座の地下道はこの何年間、いや何十年間、いつもどこかで工事がなされていただけに、ドリルなどの騒音も聞こえずすっと歩けることに驚いた次第。
地下道の天井があと20センチ程高ければと思いましたが、それは無理でしょうね。
銀座4丁目の交差点で地上に出ました。
銀座三越、和光など銀座のシンボルともいうべき建物があるところですが、信号待ちしていて、ふと足元を見たら、「ギンザのノハラ」と書かれた小さな案内板が。「銀座の風 そよぐ くさのみち」とキャッチコピー的な短い文章があり、畳2畳あるかないかのスペースに雑草が“植えられて”いました。
(銀座4丁目の交差点。右手の建物は「和光」)
ウームでありました。雑草の扱いが違うのです。郷里の富山では、雑草はどうしょうもないお邪魔虫。草刈り機や除草剤に少なくない費用をかけ、除草作業に時間を取られているのに…。
富山では年配の女性が、腰をかがめて草むしりをする姿がかつてよく見られました。腰や膝に負担がかるため2時間が限度。膝や腰に悪いのです。背中が曲がる原因でもあります。
これまではシルバー人材派遣センターに申し込むと、草むしりのおばさんが派遣されていたのですが、今ではやる人がいないとのこと。いずれシルバーの仕事からは消えると言われています。
梅雨の時期や夏場は雑草の成長が実に早いのです。下の写真は、拙宅の玄関前ですが、10日前に草刈り機で刈ったのにもうこんな状態です。
(拙宅の玄関前の雑草。草刈り機で刈っても刈っても…)
都会生活者に草刈りの話をしても仕方ないので、以上です。
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ところで新型コロナウイルスですが、「ギンザのノハラ」の写真を撮っていて、ふと後ろを振り返ったら、銀座三越の正面のライオン像が三越マークの入った白いマスクを付けていました。
(銀座三越のライオン像)
東京五輪の最中ということもあり、新型コロナウイルスの感染者が急増、東京では8月末には1,000人に1人が感染するとの見方も出ているようです。
筆者が住んでる富山県ですが、第三セクター「あいの風とやま鉄道(旧JR北陸本線)」の駅には、富山駅など大きな駅を別にすればトイレに石鹸が置かれていません。
(あいの風とやま鉄道「福岡駅」のトイレ)
コロナ対策では手洗いが重要なのではないでしょうか。NHKテレビでは、くどいほど手洗い方法についてお知らせしていませんか。
あいの風とやま鉄道のホームページにはコロナ対策に関して、こうあります。
「当社では、お客さまに安心してご利用いただけますよう次のような感染防止対策を実施しております」
-と、箇条書きでいろいろ記されていますが、手洗い石鹸のことには触れていません。
この写真の駅には県立高校もあって、多くの高校生が乗り降りしています。石鹸、必要ですよね。
これもウームです。 以上。
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