「若い頃、パリで医者に『人間の体は胃でも頭でも使っていないとさびてしまう。女の部分もそうだよ』と言われ、驚いたけど、年齢を重ねるとわかってくることがある」
(読売新聞、2015.5.3。岸惠子の話)
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添付写真の男性は今年、米寿になります。今でも現役の庭師で、高い松の木にも上ります。
若い頃から肉体労働に従事し、「オレほど働いた人間はいないだろう」と語っていました。
その男性の思い出話の一つ。東海道新幹線が開通する前の昭和38年のこと、北陸から静岡に出稼ぎに行った。そこには全国各地から多くの労働者が集まり、雑然としたハンバで寝泊まりしていた。そこで知り合った男性は、東北の自宅に帰った時、父親が自分の妻とセックスをしている現場を目撃、気が動転、人生観が変わった。そこから易の世界に入った、……と語っていた」
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