![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/1c/57f3e7737da8cfc1661720db5a9fd7b4.jpg)
お客さんからの依頼で、初めて生の大豆を挽く事となりました。
通常は、豆腐を作りたいので大豆を挽きたいと言う問い合わせには、電動石臼を探された方が良いですとお答えしています。
個人で少量を趣味的に挽かれる場合には問題はないとですが、業務として大量に挽かれる場合には多分体力的に無理だと思います。
今回はどうしても製作してほしいとの事で、自信はなかとですが、、、、、製作に入りました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/6f/a5591f4297415feca35709b2d3da0543.jpg)
まず一晩水にひたした大豆を用意しました。
体積がちょうど倍になります。
水をまったく加えずに挽きたいとの希望で、大豆だけで挽いてみます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/cc/014edf61934043c5c4c67e8462410663.jpg)
とにかく「重い」の一言
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/87/38b2fab4f0afc7d2a9fa63abff7fbff9.jpg)
臼を開けてみると、挽けたペーストがまったく払い出されずにベットリと張り付いております。
水を加えていないので無理もない状態で、少しだけ水を加えながら挽いてみます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/1c/a415ff336b7ee7fdea3452d40cd0779a.jpg)
加える水の量は一回転当たり「数滴」でギリギリ回せる重さで調節しながら挽いていきます。
いくらかの水分を加えたことで、挽けたペーストが順調に払い出されていき臼の内部もきれいな状態です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/36/817815d0fe46136fa48bc5c2d372ff53.jpg)
挽きは出来るようになったとですが、新たな問題として挽けたペーストが「払い出し穴」から下に落ちません。
あまりに粘り気が強くて「溝」に溜まったまま回転し、最後は溝からあふれだしました。
さらに水を多く加えながら挽いてみたとですが、状況は変わらずうまく落ちません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/ed/e6c9f0441595c8b441ffc558c546125d.jpg)
最終的に溝の形状を一周で一段下がるような構造に修正する事でこの問題をある程度改善しました。
ただし、この加工は非常に難しく時間がかかります。
今回の豆腐用の大豆臼の結論としては、、、、
ふやかした生大豆を水なしで挽く事は無理・微量の水を加えながら挽いた場合はペースト状になるが
あまりの粘性で挽けたペーストをコントロールする事が出来ず、下臼から若干あふれ出してしまうが
実用上は可能な範囲だとは思います。
初めての仕事で勉強になりました。
通常は、豆腐を作りたいので大豆を挽きたいと言う問い合わせには、電動石臼を探された方が良いですとお答えしています。
個人で少量を趣味的に挽かれる場合には問題はないとですが、業務として大量に挽かれる場合には多分体力的に無理だと思います。
今回はどうしても製作してほしいとの事で、自信はなかとですが、、、、、製作に入りました。
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まず一晩水にひたした大豆を用意しました。
体積がちょうど倍になります。
水をまったく加えずに挽きたいとの希望で、大豆だけで挽いてみます。
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とにかく「重い」の一言
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臼を開けてみると、挽けたペーストがまったく払い出されずにベットリと張り付いております。
水を加えていないので無理もない状態で、少しだけ水を加えながら挽いてみます。
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加える水の量は一回転当たり「数滴」でギリギリ回せる重さで調節しながら挽いていきます。
いくらかの水分を加えたことで、挽けたペーストが順調に払い出されていき臼の内部もきれいな状態です。
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挽きは出来るようになったとですが、新たな問題として挽けたペーストが「払い出し穴」から下に落ちません。
あまりに粘り気が強くて「溝」に溜まったまま回転し、最後は溝からあふれだしました。
さらに水を多く加えながら挽いてみたとですが、状況は変わらずうまく落ちません。
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最終的に溝の形状を一周で一段下がるような構造に修正する事でこの問題をある程度改善しました。
ただし、この加工は非常に難しく時間がかかります。
今回の豆腐用の大豆臼の結論としては、、、、
ふやかした生大豆を水なしで挽く事は無理・微量の水を加えながら挽いた場合はペースト状になるが
あまりの粘性で挽けたペーストをコントロールする事が出来ず、下臼から若干あふれ出してしまうが
実用上は可能な範囲だとは思います。
初めての仕事で勉強になりました。