みなさん、こんにちは。暑い日が続きますね。
すっかりご報告が遅くなってしまって申し訳ありません。
それでは早速ですが、ブラジルバクの近況についてご報告したいと思います。
前回のブログでお伝えした箱入れ練習のその後ですが、
お母さんのハナちゃんが楽しそうに箱に出入りする様子を見て安心したのか、
ユメカも箱に慣れてくれるようになりました。
そして7月22日の休園日、暑くなる前の早朝に無事に箱に収まり、
事故なく搬出することができました。
ユメカが生まれたときのことやこれまでの2年半を振り返ると、
去ってしまう寂しさやここまで無事に成長してくれたことへの感謝など、いろいろな思いがよぎりました。
これから私たちに出来ることは、今後も元気で過ごして欲しいと願うだけですが、
きっといつかまたユメカの嬉しいお知らせを聞く日が来るでしょう。
そして、お別れのあとには出会いがあります。
この日は新入りのおむこさんバク、プーロ君の搬入日でもありました。
プーロ君は2才のオスで、やや小柄ではありますが人懐こくおっとりした性格です。
現在はお見合い期間中のためハナちゃんとは交替で運動場に出しており、
これから少しずつ2頭を接近させていく予定です。
こちらもいつの日かまた嬉しいニュースがご報告できますように。
ちなみにpuroという名前は、ポルトガル語で「ジャンプ」という意味だそうです。
出生地の鹿児島市平川動物園の獣医さんに聞いてみたところ、
子供の頃とても元気でぴょんぴょん飛び跳ねていたため、当時の担当者に命名されたとのこと。
可愛かったのでしょうね!
話は変わりまして、シバヤギについてお伝えします。
以前、短期間のおむこさんとして出張に来てくれていたオスのピーナツ君。
彼のことを広報誌で「メスに近づけない草食系男子」としてご紹介していました。
もっと強気に頑張れ、と。そして夏ごろには嬉しい報告をしたい、と。
実はとても頑張ってくれていたピーナツくん。
6/23にはユズが、7/13にはアンズが、それぞれ赤ちゃんを出産しました。
ヤギの妊娠期間は5ヶ月なので、ユズにいたっては1/25にピーナツ君が到着した直後に妊娠していた可能性もあります。
(多産だったため早産になった可能性が高いですが)
ユズは4頭の仔ヤギを出産し、そのうち1頭は小さくてすぐに死亡してしまいましたが、
他の3頭は無事に成長し、そのうちのオス1頭とともにピーナツ君は千葉県に帰っていきました。
現在はオス2頭(ヨモギ、キビ)、メス2頭(マイ、こむぎ)の計4頭の仔ヤギが
ぴょんぴょん元気に飛び回っているところをご覧いただけます。
9月にこのオス2頭ももらわれていくことが決まっているので、
いまのうちにぜひ会いに来てくださいね!!