明日、私たち夫婦は結婚10周年を迎えます
これは生前の母が入院中に、たぶんそこらへんにあったチラシを使って包んでくれたのであろう「ご祝儀」
入院中とはいえ、まだ元気だった母を見舞いに行った際に、郵便局のATMに置いてあったような封筒を渡されて。
「こんなので悪いけど。手紙じゃないよ。メモとして、さらっと読んでおいて 」と言われたのですが、
私にとっては結果的に、これが母からもらった最後の手紙になってしまいました
正直、これをくれた時の母は本当に元気で、こっちが口を挟む間もないほどよくしゃべってくれて。
「前渡しなんかやめてよぉ。あと半年ちょっとやねんから、それまでまだまだ生きてられるよぉ」と、
そう信じたい、そうであってほしい、と祈るような気持ちで、泣きながら母を見ていたのですが
母はきっと自分の中では、翌春までは生きられないだろうと覚悟を決めていたのかも知れなくて。
そう覚悟をしながらでも、一体どんな思いでこれを書いてくれたのかと考えるたびに、涙があふれて止まりません
お母さん。手紙じゃなくて、声に出してお祝いの言葉を言ってもらいたかったよ。
「10年間よくがんばったね。これからも夫婦仲よく過ごしていきなさい。」ってほめてもらいたかったよ。
大切な人の死って、なんて悔しくて、悲しくて、むごいものなんだろうか。と、改めて感じています。
それでも生きている自分たちは、母に恥ずかしくないように生きていかないといけなくて。
「自分を信じて頑張ってね。」という母の遺言を守って、幸せに過ごしていかないと。
貧乏性な私たち夫婦は、母からの「ご祝儀」をどう使っていいものかとちょっぴり頭を悩ませていたのですが
明日は母と一緒に(?)盛大に、10周年のお祝いをさせてもらおうと思っています
これは生前の母が入院中に、たぶんそこらへんにあったチラシを使って包んでくれたのであろう「ご祝儀」
入院中とはいえ、まだ元気だった母を見舞いに行った際に、郵便局のATMに置いてあったような封筒を渡されて。
「こんなので悪いけど。手紙じゃないよ。メモとして、さらっと読んでおいて 」と言われたのですが、
私にとっては結果的に、これが母からもらった最後の手紙になってしまいました
正直、これをくれた時の母は本当に元気で、こっちが口を挟む間もないほどよくしゃべってくれて。
「前渡しなんかやめてよぉ。あと半年ちょっとやねんから、それまでまだまだ生きてられるよぉ」と、
そう信じたい、そうであってほしい、と祈るような気持ちで、泣きながら母を見ていたのですが
母はきっと自分の中では、翌春までは生きられないだろうと覚悟を決めていたのかも知れなくて。
そう覚悟をしながらでも、一体どんな思いでこれを書いてくれたのかと考えるたびに、涙があふれて止まりません
お母さん。手紙じゃなくて、声に出してお祝いの言葉を言ってもらいたかったよ。
「10年間よくがんばったね。これからも夫婦仲よく過ごしていきなさい。」ってほめてもらいたかったよ。
大切な人の死って、なんて悔しくて、悲しくて、むごいものなんだろうか。と、改めて感じています。
それでも生きている自分たちは、母に恥ずかしくないように生きていかないといけなくて。
「自分を信じて頑張ってね。」という母の遺言を守って、幸せに過ごしていかないと。
貧乏性な私たち夫婦は、母からの「ご祝儀」をどう使っていいものかとちょっぴり頭を悩ませていたのですが
明日は母と一緒に(?)盛大に、10周年のお祝いをさせてもらおうと思っています