北海道暮らし、はじめました。(旧:東京Diary)

サラブレッドと美味しいモノが集まる北海道が大好きなあまりに、
移住してしまった大阪人の送る北海道生活です。

爺80歳、まだまだ元気

2020-08-03 | DOGライフ

わが家の老犬P爺、現在16歳。人間年齢に換算すると80歳の御老公ですが、ここ最近は食欲旺盛でまだまだ元気(^^)

 
実は2か月ほど前。手術を受けました。
 


手術直後で麻酔が効いていてグッタリなこの姿を見た時は、このまま目覚めなかったらどうしよう…と不安でしたが。
 
その日は全く目覚めなかったものの、翌朝に目覚めて普通に散歩に行ったりゴハンを食べたりするのを見てひと安心。
 
P爺。手術を受ける半月ほど前に、お尻のトラブルが続発して大変でした。
 
散歩で出したはずなのに、家に帰ってからもすぐにウンコをブリブリ。下痢でもないけど何度も何度も、出し切れない感じ。
 
そんな状態が3日ほど続いたある日、P爺がお尻を床にこすりつけながら部屋を転げ回り。貞子みたいでコワイっ。
 
その後ウンコをブリブリ。あーあーと思いながらお尻を洗っていると、ボタボタと出血が。ひいいーっ!Σ(゚д゚lll)
 
よく見ると、お尻の穴じゃない。その横に穴が開いていてそこが出血してる。なんじゃこりゃあああー!Σ(゚д゚lll)
 


洗って止血して消毒して。マジマジと観察したのが上の図。色々調べると、腫れ上がった「肛門嚢(のう)」が破裂したらしい。
 
通常ならウンコと一緒に出る肛門腺。が、年老いて筋力が弱まると、自分で肛門腺を出し切れずに溜まっていくのだとか。
 
それでも今までは、トリミングの時に肛門腺を絞ってもらえば問題なかったけど。全然自分で出せなくなったんだろうな。
 
肛門嚢に肛門腺が溜まり過ぎると腫れ上がり、気持ち悪かったり痛かったりで、お尻を床にこすりつけるのだそう。
 
という事件があって、翌日病院に行って処置をしてもらい、しばらくは調子が良かったのですが。
 
1週間も経たないうちにまた、同じようなトラブルが起こってしまい。翌日に病院へ連れて行き、ドクターに相談。
 
で、手術で肛門嚢を切除してしまおうという事になり。ついでに今後の病気防止のため去勢手術もお願いする事に。
 
かなりの老体だけど麻酔や手術に耐えられるでしょうか…と尋ねると、前にした血液検査の結果が問題ないから大丈夫、と。
 
そんなこんなで、無事に手術を終えて約2か月が経過。朝夕の散歩も元気にできています。
 


たまに立ち止まって、ポケーっとどっかを見たまま動かない、なんて事も増え。いかにもオジイチャンって感じだけど。
 
去勢の影響が良い方向に出たのか、これまでは残しがちだったゴハンをガツガツと残さず食べるようになり。
 
手術直後は3.2kgまで落ちていた体重も、今では3.5kgまで戻り、まだまだ増量できそうな気配。
 
ホネホネのガリガリで、いつ天に召されてもおかしくないな…と覚悟してたけど。これなら当分召される心配もないな(^^)
 
肛門嚢は、左右あるうちの右側だけを切除したので、左側はまだ残っていて。散歩の後に肛門腺を絞るのが今の私の日課。
 
お尻をスッキリさせると食欲も出るって、トリマーさんが言ってたのよね。P爺には色々と勉強させてもらってるよ。
 
小型犬の寿命は15歳ぐらい、って私は勝手に思い込んでたけど。P爺を見てると犬も高齢化社会なのかと思ってしまう。
 
P爺を引き取って1年半。急に押し付けられた「介護」に疲れて、正直何度も「早く召されてくれ!」と吐き捨てた。
 
ツラくなると「オマエが召されないんなら、私を先にラクにさせてくれ…」と何度も懇願したり。ネガティブ思考まっしぐら。
 
欲しいって頼んだわけでもないのに、なんで私ばっかりがこのガンコ爺の世話を…と思うと、元飼い主の事はずっと許せない。
 
ま、今でもたまにイラつくとネガティブになるけど。P爺も望んで私の元に来たわけじゃないもんな。お互い様って事で。
 


おうよ。引き受けた以上は最後まで面倒見てやるからな。しっかり高齢化社会を生き抜いてけよ、80歳のP爺よ。

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