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手抜き(>_<)昨年の記事の再掲です。
でも、私の大好きな話なの。
(▼∀▼)(▲ω▲)†(▼皿▼) †(▲∀▲)(▼ω▼)
吉恋本家の番外編、『クロフネハロウィン』には譲二編がない。
だから、譲二編を自分で作ってみた。
高校時代で、付き合い始めて間がない頃。
この設定は他のルートと同じ。
(▼∀▼)(▲ω▲)†(▼皿▼) †(▲∀▲)(▼ω▼)
クロフネハロウィン~譲二の場合~その1
百花「マスター、テーブルの片づけ終わりました」
譲二「あ、ありがとう。ケーキの試食があるから、百花ちゃんもこっちへ来て」
百花「わぁ、すごいですね。こんなに種類があるんだ」
一護「オヤジがなんか張り切ってんだよ。それで、秋らしいケーキを作ってみたんだとよ」
百花「アップルパイにかぼちゃのタルト、モンブランも美味しそう、こっちの紫色のは…」
竜蔵「紫芋だ。その芋もかぼちゃもりんごもウチが卸してるからな。新鮮だぞ」
春樹「素材がいい上に倫護おじさんが腕によりをかけたんだから、どれも旨いよね」
剛史「このショコラマロンての、貰った」
理人「あ! それ僕が狙ってたのに…」
竜蔵「早い者勝ち、だからな」
理人「リュウ兄、しっかり紫芋のモンブランを確保してるし」
竜蔵「うちから納めた紫芋がしっかり働いているか見届けないとな」
理人「変な理屈…」
譲二「百花ちゃんも早く選ばないとみんなに取られちゃうよ?」
百花「はい…」
(でも、どれも美味しそうでなかなか決められないよ)
(▼∀▼)(▲ω▲)†(▼皿▼) †(▲∀▲)(▼ω▼)
一護「うへぇ、やっぱり甘い! このかぼちゃのタルトは甘みを抑えてみた、なんて言ってたくせに…オヤジのヤツ」
剛史「ケーキなんだから、甘くて当たり前だろう」
一護「くそっ、思いっきり食っちまったぜ! 」
百花「フフッ」
ポカッ!
百花「痛い! 一護くん、やめて」
春樹「一護! 気に入らないからって、佐々木に当たるのはやめろよ」
一護「んだよ!」
譲二「はいはい、そこまで。一護も気やすく百花ちゃんを叩かないでね」
剛史「マスター、目が笑ってない」
理人「あ~あ、またマスターが、百花は俺のものオーラ出してる」
春樹「え~と、かぼちゃと言えば、来週末はハロウィンだね」
竜蔵「かぼちゃと言えば、冬至だろう?」
理人「リュウ兄それは一ヶ月以上先の話だよ」
春樹「せっかくだから、クロフネをハロウィン仕様にしてみない?」
剛史「ハロウィン仕様?」
百花「ハロウィンの飾り付けをするってこと?」
春樹「うん。それだけじゃなくて、メニューにも何かハロウィンのものを取り入れるとかさ」
一護「ハロウィンのメニューと言えばかぼちゃを使ったレシピを考えないとな」
剛史「そこまでするなら、チラシとかも作った方がいいんじゃないか?」
百花「そうだね。お客さんもたくさん来てもらえるかもね」
竜蔵「つーか、ハロウィンっつったら、やっぱ変身だろ!」
百花「アハハ、リュウ兄、子供の頃も変身って言ってたよね!」
竜蔵「お前、そんなのよく覚えてんな」
理人「ていうか、変身じゃなくてコスプレって言うんだよ、リュウ兄」
竜蔵「コスプレ…なんか、楽しそうな響きだな」
譲二「みんな…、俺のためにそんなに一生懸命考えてくれて…」
(えっ! 譲二さん、もしかして泣いてる!?)
竜蔵「ジョージのためならこのくらいお安い御用だぜ!」
理人「まあ、クロフネでイベントすれば僕らも楽しいからね」
というわけで、クロフネでハロウィンのイベントをすることが決まった。
(▼∀▼)†その2へつづく