仁淀川酒乱会 鯉心

仁淀川で酒を飲みながら鯉を釣る その他、日常の雑事を綴る

恒例の旅へ 4 最低の宿 琴弾荘

2020-02-24 00:41:03 | 




琴弾荘の父母ヶ浜への送迎付きプラン。父母ヶ浜ってのは日本のウユニ塩湖って言われゆう、映える写真が撮れるスポットや。
15時チェックイン。父母ヶ浜へは16時30分出発。大浴場は16時からやないと入れんと。この時点でちょっとムッとくる。チェックインの時間から入れるようにどうしてできん。1時間早めるだけやん。まぁ事情があるんじゃろうきそこは仕方ない。
とりあえずビールを飲む。わしはすっと寝転がりたい人やき布団を敷こうと思うたけど無かった。
仕方ないきアル中カラカラ見て椅子で過ごす。16時になったき大浴場へ。浴室へ続く廊下は真っ暗。手探りで電気を点けて浴室へ入ってみたけど、湯船に20cmばぁしか湯が溜まってなかった。部屋にあるユニットバスでシャワー浴びた方が冷ようないばぁマシやん。とりあえず風呂は父母ヶ浜から帰ってきてにすることにした。

16時30分、本館のロビーへ行く。父母ヶ浜へ行く客はわしらだけやった。ホテルのハイエースへ乗り込み出発。運転手のおんちゃんはホテルの従業員さんで、観音寺の名所、産業、有名企業何かを説明してくれよった。さして興味はないけど、家主は知らん顔しちゅうし、わしが何とか受け応えする。まぁそれも10分ばぁやった。
父母ヶ浜へ到着したけど、ものすごい風で浜の砂が目に見えて飛ばされよった。ちょっとドアを空かしたら服がざらざらになる。家主は外へ出るのを早々に諦めた。運転手さんは「あの辺なら多少姿が映るでしょう」と言いさっさっと車から出て行く。せっかく来たがやきと意を決してわしも外へ出て波打ち際まで歩いた。その間にも砂は容赦なく打ち付けてきて、髪の毛ん中もざらざらになった。
写真撮って貰おうと思うてスマホを出したけど、我が運転手さんはその辺におる観光客の写真を撮りよった。寒い中待ちよったけど、わしを置き去りにしたまま3組目の観光客に声をかけて写真撮りだした。15分は待ったのに、こんな無礼があるか。
わしは車へ帰った。ほんならすっと運転手も戻ってきて、「さぁ写真取りましょう」じゃあて言う。わし待ちよったやん。あんた無視して観光客の写真ばっかり撮ったやん。15分も。「もうえいちや。早く帰って」と言うた。

宿へ帰って晩飯を18時半にとお願いして大浴場へ。ほんなら風呂の調子が悪くって後90分は入れんと言われた。
もうえいわ…
諦めて部屋のユニットバスでシャワーを浴びた。

晩飯時になったき、浴衣で本館へ行く。本館と別館は完全に別の建物になっちょって、一回外へ出んと移動できんのよ。これが冷やくて地味に辛い。
晩飯はまぁ普通よりちょっと低い感じやった。特筆すべきは、家主の鍋には肉が入っちゅうに、わしのには入ってなかったこと。客、わしらしかおらんに何故抜かるかなあ…
あとね、豆乳鍋とたっぷりのグラタンが被った感じでムツコかった。
50分くらいで飯終了。そそくさ部屋へ帰って周ちゃん広場で買うたもんを食いながらテレビ見て酒飲んで寝た。

朝飯は質素。7時~9時の間に来てくださいと言われちょって、7時半に行ったら既に構えられちょって、茶と味噌汁と飯を持って来てくれた。これ7時に構えて9時まで出しっぱなしなんでねと思うたら気分悪かった。
1人13200円也 あ、宿代は酒代抜きね

わしの旅的に最低の宿やった。悪いけんどGoogleマップとか口コミに書かしてもらいました。

恒例の旅へ 3 雪に阻まれる

2020-02-23 00:06:24 | 




2月17日、奥道後を出て国道33号で高知へ帰るべく車を走らせる。運転は家主ね。
砥部辺りから雪がえろうなってきた。家主の車は四駆やないしノーマルタイヤや。ヤバいなぁと思いよった。三坂峠の標高300mって看板を少し過ぎた辺りから本格的に雪景色になってきて、車が軽く滑った。ほんとにちょっと滑っただけやったけど、こりゃ峠越せんわと思うた。やき引き返した。この日のうちにディーラーへ行かんかったら若干マズイがやけど、死ぬよりはマシやき諦めた。

国道11号を香川へ向かう。2泊目は大好きな天狗荘へ泊まるつもりやったけど、大雪の予報やったきキャンセルしたのよね。じゃらんからの予約でキャンセル料がいる期間になっちょったけど取られんかった。ありがとう。で雪降らんろうと香川の宿にしたの。

母恵夢パークへ寄る。甘い香りがステキ。試食でもないかしらと思うたけど残念ながら無かった。小指の爪くらいの霰が降りよって、店員のお姉さんがはしゃぎよった。
結構雪も降りよったき、桜三里越えれるか心配やったけど融雪材撒いてくれちょって大丈夫やった。
まったく、ここまで暖冬できたのに、わしの旅にピンポイントで合わして初雪が降りやがるとは…

また西条の周ちゃん広場で夜食のおにぎりとコロッケとあん肝を買う。昼飯は周ちゃんで買うたおでん。これを車で食いながらビールと焼酎ハイボールを飲んだ。

観音寺の銭形砂絵を見る。これ見たら健康でお金に困らず長生きできると書いちょった。そんな御利益あるなら100万払うたち惜しくないぞね。
そのまま観音寺へ。息子と娘の健康を願うてお参りした。

15時になったきチェックイン。この日のお宿は砂絵の隣にある琴弾荘や。本館でチェックインして部屋は別館。飯は本館。風呂は別館。まぁ古いき仕方ないか

恒例の旅へ 2 奥道後 壱湯の守

2020-02-22 09:07:42 | 




西条の産直市、周ちゃん広場で夜食を買うて本日のお宿、奥道後壱湯の守へ。15時前にチェックインした。宿の入り口に銅鑼があって、入る時に「歓迎です!」って派手に鳴らされた。恥ずかしいなぁ…

昔からあるデカいホテル。ハードが古いのは仕方ないけど汚くはない。安い別館で予約しちょったけど、本館に部屋とってくれちょった。ありがたいことや。
まずビールを飲み一息つく。それから温泉へ。デカいホテルやき移動距離が長い。お湯はヌメヌメせんけど、硫黄の匂いが良かった。熱すぎることもないし、7種類の露天風呂は寝湯と岩風呂が良かった。

部屋へ帰ってゴロゴロしながらアル中カラカラを見る。Wi-Fiが繋がるのも嬉しいね。

18時過ぎから宴。バイキングや。えい写真撮れて無いけど、悪くなかったで。鯛の湯引きとか新鮮やし、どの料理もざっとしてなかった。ただバイキングって取りに行くのがめんどくさいのよね。最終的に漬物で飲んだ。家主はマメに取りに行きよったき分けて貰うたがやけど。
酒は一杯650円くらいかな。けんどわしらは飲み放題のプランにしちょった。その場で1600円払うても飲み放題にできた。で、8杯までは数えたけどイマイチ覚えてない。飲み放題90分やったけど、120分はおったはずや。楽しかったんやろうねぇ。

部屋に帰って二次会。山菜おこわとあん肝食ってビールを飲んだ。寝落ちして夜中に起きてまたビールを飲んだ。朝起きたら普通に酔うちょった。
6時半から朝風呂へ。寝湯でボーッと過ごす。雪がチラチラして最高に気持ちえい。雪の露天風呂って最高。初めて1時間も風呂入ったちや。

朝飯もバイキング。和洋なんでもある。おにぎりは寿司屋みたいに職人さんに頼んだら握ってくれるスタイル。軍艦巻きみたいな小さいおにぎりやった。
わしは基本和食や。お粥と潮汁とおかずを食って、刺身の残りであろう漬けとトロロと生卵で白飯食った。満足したわ。

でやねえ、今回の旅は家主の車やったんやけど、その車の都合でディーラーへ行かないかん事情ができたのよ。やき急遽高知へ帰ることにする。
チェックアウト 1人13100円也
満足でした。

恒例の旅へ 1 本川の蕎麦屋をけなすき嫌なら見んとって

2020-02-21 16:38:44 | 




2月16日、毎年恒例の旅へ出発。
家主が蕎麦を食いたいと言うき、高知で一番美味いと有名であると思う本川の蕎麦屋、時屋へ行った。
日曜日の11時15分着。寒波のせいか客はわしらともう一組やった。冷やい店先で名前を書いて開店まで待つ。火鉢はあるけど火はない。うんと冷やかった。そして油の臭いがする。何かすごく臭いの。今考えたら、イメージ、安い弁当屋の古い油って感じの臭いやったわ。

入店。雛人形が飾られて、ストーブが温かくて、川が見えてうんと雰囲気がえい。最高。
注文する。おろしそば、天ぷらもりそば、だし巻き玉子、熱燗。
まずだし巻き玉子と熱燗がきた。酒は桂月の銀杯やと思う。だし巻き玉子はトロトロで甘い出汁がかかっちょった。そして圧倒的に油が臭い。うん、これは美味くない。
次に小鉢のぐる煮。肉っ気の無い煮物。これは甘くなくてまぁ食えた。
次に天ぷら。これが酷かった。油が臭いし揚げ過ぎ。野菜だけってのは仕方ないにしてもこれは無いと思う。天つゆ少な過ぎやし。
そば。香りがどうとか、伸びるき間髪いれず食えとかざまな能書きやけど、そばだけ食っても香りなんざせん。だって油の臭いが酷いもん。

Googleマップのコメント読みよったらこじゃんち評価えいき来たけど、こんなもんを美味いと思うのはオカシイわ。とにかく油が臭いき。
まぁ行ってみいや。

ってな感じで旅開始よ

ちらっと足摺テルメへ

2019-10-11 20:30:07 | 




わし、今月の勤務がすごい。前半夜勤が3日あるだけで後全部休み。後半休みが3日しかなくて後全部仕事。下手くそめ

で足摺テルメへちらっと行ってきた。
じゃらんで予約して、コメント欄へ「清水鯖の刺身が食べたいです」と記入。ほんなら先着順の清水鯖を取り置きしてくれちょった。書いてみるもんや。

深夜明けで家主んとこ帰って出発。あぐり窪川で豚まんと豚串の昼飯。定番の道の駅巡りして14時半にテルメへ到着。チェックインまで駐車場でビールを飲んだ。
チェックインしてすぐ無料のワインを飲みそれから温泉へ。露天から海が見えるように木を伐採してくれちょったらしいけど、また伸びて見えんなっちょった。
温泉出てワインをグラスに並々と4杯飲んでちょっと寝る。
起きたらもう晩飯。
鯖はコリコリで美味かった。〆のむかごご飯が土臭くて殆ど食べれんかった。そして酒がこじゃんと高うなっちょった。500の瓶ビールが770円。三種の日本酒利き酒セット60ml×3が1600円。CEL1合が900円以上した。これって高級ホテル並やないかしら。
無いわ~

部屋から月と海見ながら細巻き食ってビール飲んで寝た。
夜中に目覚めたき、シイラのフライ食いながらビール飲んだ。

何回も書くけど、テルメのウリは朝飯やと思う。漬け、明太子、土佐ジローの生卵、宗田節の出汁茶漬け。ひたすら飯が美味い。こんな炭水化物食ったらいかんがやけど、美味いきしやない。
腹が破れるばぁ食うて、チェックアウトまでゴロゴロして終了。

さて、足摺テルメどうなるろう。
抜本的な改修に3億かかるらしいけど、そんな大金を土佐清水市が出せるんかなぁ…
今年で終わりとかは寂しすぎる…