仁淀川酒乱会 鯉心

仁淀川で酒を飲みながら鯉を釣る その他、日常の雑事を綴る

恒例の旅へ ⑥ そして日常へ

2019-07-09 03:56:24 | 



美味い朝飯を食い、喜楽の内風呂へ入る。外湯と違うて熱くない。大変気持ちえいお湯や。
9時にチェックアウト。大変お世話になりました。また来たいと思います。まぢで。
植村直己記念館へ寄りたかったけど、帰った翌日がまさかの早出やき気持ちに余裕がない。そそくさと高速へ乗る。
途中のSAで牛タンの串焼きを食った。塩ダレが大変に美味かった。
大豊へ入って、立川のPAで立川そばを食う。箸で持つとぶちぶち切れる。口へ入れるとモゴモゴする。祖谷そばもそうやけど十割そばはこんなんながよ。わかって注文したがやけど… 650円也
牛串も食った。400円也 わりと美味しかった。

で、15時には高知市の家主宅へ帰ってきました。二泊で1100キロくらい運転したかな。なんかあんまり疲れんかったや。

晩飯はスシローへ行った。
美味いもん食うてきたけど、スシローの茶碗蒸しとか、貝の寿司が普通に美味い。二人で6000円也。大満足してしもうたわ。

結局安い男なのよ…

恒例の旅へ ⑤ 温泉街をそぞろ歩く

2019-07-08 12:39:21 | 




宴を終えて部屋へ。
普段の旅ならここからテレビ見ながら二次会やけど、ここは城崎や。温泉街をそぞろ歩かねばならぬ。

浴衣に裸足で旅館の部屋におるままの格好で、旅館の下駄をつっかけて外へ。この気軽さが大変に嬉しい。
ビール片手に歩く。小さい川があって、時間によったらホタルが見えると言われちょったけど、残念ながらおらざった。
けど梅雨やに雨が降らん。川風が気持ちえい。なんたる気分の良さよ。

射的屋へ入る。一回なんぼで何発の弾か忘れたや。バンバン的を落とす。1発で二個の的を落としたりもした。すごいぞわし。
全弾命中させて景品を貰う。筆箱かアヒルやった。一回分じゃこれが限界やってさ。アヒルを貰うたけど、店のおばちゃんがしちゅう光る指輪が欲しかったき、それは何発で貰えるのかしらと聞いたら、「あげるわ!もう電池もないし!」ってくれた。嬉しいような、雑なような…

部屋へ帰って二次会。
京都のスーパーで買うたシーフードピザと牛ユッケを食い赤ワインを飲んだ。
窓際におったら、まだ外をそぞろ歩く人のざわめきが聞こえよった。

えい夜や

恒例の旅へ ④ 城崎温泉 喜楽

2019-07-07 05:51:53 | 




城崎温泉 喜楽。
館内にスリッパは無く、わしはずっと裸足やった。古いけど綺麗で清潔。部屋は階段で上がった三階やった。今流行りのバリアフリーやない。エレベーターなんかの設置は物理的に無理やし、その必要もない。
部屋は入り口入ると、三畳の次の間があって、その奥にトイレと洗面所、左手に寝室があった。12畳くらいやったかな。6人までの部屋やったみたい。

仲居さんがお茶を煎れて出ていき、ビールで乾杯。三階やきそこそこ眺望が利く。城崎温泉の旅館は、裏から見たらどこも古く、建て増し建て増ししちょって面白い。そんなん見ながら飲む。
んで浴衣に着替えて外湯へ。
御所の湯と一の湯へ入った。どっちも滅茶苦茶熱い。回転良くするために熱くしちゅうのか、湧く湯が熱いのか知らんけどとにかく熱い。こんな風呂入っておったち汗かくしなんちゃあえいこと無いわ。さっさと出てポケモンしよった。

家主が出てきて、ご当地のクラフトビールを飲む。クラフトビールって、その土地の特徴として何らかの香りつけちゅうやん。好みもあるき美味いかどうかは飲んでみな分からん。そして普通のビールよりずっと高い。二種類飲んだけど、わしはあんまり好きじゃない。普通にプレモルかラガーがえいと思うた。
んでお土産屋を廻って宿へ帰った。

18時より宴。
ご飯食べる個室は一段と綺麗で、リニューアルしたばっかりって感じやった。堀ごたつでうんとのうがえい。
刺身、茹で蟹、豚しゃぶ、アワビステーキ、牛ステーキ、釜炊きご飯を食う。前日の北陸の宿とかなり被るメニューやけど、家主のご所望やき仕方ない。
ビールで乾杯し、仲居さんお薦めの日本酒を飲み、麦焼酎のロックを飲んだ。
個室っていうても薄い壁で仕切られちゅうだけやき、周りの声は普通に聞こえる。けど鬱陶しくはない。そんなん聞きながら美味い物食って飲むのはなかなか良かった。

この宿、朝飯も美味かった。炊きたてと思しき米がひたすら美味かった。
卓上で焼かれたハタハタはそんな美味くないけど嬉しいし、豆乳湯豆腐も良かった。ちょこちょこあるおかずが全部美味しくって、おひつのご飯全部食べてしもうた。ここと比べたら前日の北陸の宿は、全部塩気が強すぎやったと思うた。

城崎温泉 喜楽 貸し切り風呂付きのプランやけど、貸し切り風呂は使わんかった。酒代抜きで1人17000円也。わし的にかなり奮発したけど、大満足の宿やった。

恒例の旅へ ③ 城崎へ

2019-07-06 11:10:26 | 



料理旅館 平成を出発して城崎温泉へ向かう。地図をちゃんと見てなかったけど、福井県、京都府、兵庫県は並んじゅうき簡単に行けるろうと思いよった。
ナビのまち子に道案内を頼むと、距離は200キロくらいやけど、到着予想が15時を越えちょった。おいまち子、これはマヂかやと問うたけど、まち子は冷静にルートガイドを始めた。わし、水族館寄ったり天橋立寄ったりしたかったんじゃけど、そんな時間は無さそうやった。
せめて道の駅だけは寄らしてやと思うて、何個か道の駅とスーパーに寄った。

雪が降るきかしら、縦の信号機が多いや。
しかし、日本海側は海と陸が近い。道の駅のすぐ裏が海やったのには驚いたわ。こっから釣りできるじゃん。

しかしまち子の道案内が謎い。
国道27号から山道へ入って、福知山市、朝来市、養父市、京丹後市と進む。海沿いの道でもっと楽なルートは無いのかしらと思うたけど、知らん道でまち子に逆らうのは恐い…。峠をいくつも越えてかなり深い山道を走る。
途中で腹減ったき、小さいスーパーで蕎麦を買うて食うた。普通にどこでも食える蕎麦やった。
おしっこになったき、スーパーの(トイレ→)って表示を辿ってトイレへ着いたけど、(使用禁止)って張り紙がされて、トイレの中は物置になっちょった。
おーの

何年か前に城崎温泉泊まった。その時はゆこゆこで予約した権佐衛門って宿やったけど、通された部屋は明らかにおしっこの臭いがした。酔っぱらいがおしっこしたんやろう。そこへ芳香剤をかけまくった臭いやった。ゆこゆこで安く泊まりゆという変に卑屈な思いがあって、文句の一つもよう言わんかった。悔しくて絶対忘れれんわ。

今回はじゃらんから、いちだやって旅館を予約しちょったんやけど、出発3日前に電話かかってきて、何か工事せないかんなったき泊めれんなったと言われた。
やん… でも平日やき他所の旅館も空いちょって、喜楽ってとこを予約した。
喜楽、狭いけどちゃんと駐車場がある、割りと立派な旅館やった。
遠回りしたのかもしれんけど、無事に15時半に到着した。

恒例の旅へ ② 料理旅館 平成

2019-07-05 07:24:24 | 




とりあえず波見ながらビールを飲んで温泉へ。
小さい風呂やけど、客おらんき気楽。ぬるぬるのお湯ん中で天向いて浮いて過ごす。頭から足の先まで温泉に浸かった。これはこれで贅沢やなぁ

晩飯は隣の客室で摂った。
茹でカニ、カニ刺身、焼きカニ、カニグラタン、ウニ、アワビステーキ、牛しゃぶ、小さいノドグロの煮付けを食う。
カニって美味いけど、めんどくさいねぇ。両手使わないかんき酒も飲み難いし。身をほじくり出して一口づつ食いよったけど、お猪口もおしぼりも汚れるき、一気に身をほじくって器へ集めて、カニほじくり終了させてから飲んだ。ほじくるのにたいちゃ時間かかったと思う。カニの時期になったら、食事時間は三時間を越えると中居さんが言いよった。
とりあえず瓶ビール飲んでから日本酒のお薦めを注文。300ml850円也の冷酒を持ってきてくれた。これが美味かったのかあんまり記憶にないんやけど、3本飲んだ。
カニ以外の料理も勿論美味かったけど、カニほじくるうちに腹張ってねぇ… 更に日本酒で酔うたきなぁ… アワビらぁ切るのしんどいらぁて思うてしもうたわ。夕食にも蕎麦がついちょったけど、最初から汁かけられちゅうきのびちょって、道の駅程の感動は無かった。それでも美味かったけどね。〆の三色丼はギリギリ食った。

部屋で、アニメ君の名はを見ながらオキウルメを食いビールを飲み、へべれけに酔って「ふぁっちゅあねーむ?ふぁっちゅあねーむ!!!」って連呼しよったような気がする。そして寝落ち…

翌日、海は穏やかやった。散歩でも行けばえいのにゴロゴロ。家主は朝風呂へ。
朝飯はちょこちょこ小鉢が並んじょった。どれも美味いけど、しょっぱかった。前日に炊いたと思われる白飯がすすむ。サービスで出してくれた、朝獲れの鯵の刺身がこじゃんと美味かった。わし、おじいが釣りキチガイやったき、幼い頃から魚を食べゆう。釣れだちの鯵の味はなかなか店じゃ食えんと思う。
食いゆう途中で便意をもよおした。わしのあるあるやね。こうなったらおしまいよ。味わうも何もない。孤独のグルメの追い込みの音楽を口ずさみながら、片っ端から食い、味噌汁のカニをほじくるのは諦め、茶碗蒸しのエビの殻は剥くことなく咀嚼し、とりあえず完食して自室のトイレへ飛び込んだ。浴衣汚さんで良かったわ…

9時にチェックアウト。酒抜きで1人10000円也。
出がけにタオルをくれた。
この宿えいで。夕陽がウリやし、宿から直接釣りしたり泳いだりできる。バーベキューも構えてくれるんやって。また来たいけど、片道700キロオーバーやき簡単にまた来るとはよう言わんかった。

エクストレイルは潮被ってベタベタしよった。
さて出発や